片頭痛はどうして起こるの?
片頭痛はこうして起こる!片頭痛は、脳の太い血管が広がり、そのまわりにある神経を刺激して起こると考えられています。なぜ脳の血管が広がるのかは色々な説があり、まだハッキリとはわかっていません。そのなかでも近年有力とされているものをご紹介します。【片頭痛のメカニズム】①脳のどこかに片頭痛を起こす「片頭痛発生器」のようなものがあります。 その発生器は、ストレスや女性の場合は生理などの要因で動き出します。②発生器が動き出すると、脳の周りにある「三叉神経」という神経を刺激します。 すると三叉神経は、脳の血管を広げ炎症を起こしてしまう物質を出します。③その炎症の刺激や興奮が脳に伝わって頭痛や、吐き気・嘔吐などの症状を引き起こします。近年では、脳の広がった血管を収縮させ、三叉神経の炎症も抑える「トリプタン製剤」が開発され、片頭痛の患者さんによく効くとされているようです。私も偏頭痛持ちですが、以前内科の先生にこのトリプタン製剤を処方してもらったことがあります。印象的だったのは、「普通の鎮痛剤と、トリプタン製剤の両方を処方するから、どちらが良く効くか観察しておいてね!」と言われた事。頭痛には鎮痛剤!と単純に思っていたけど、鎮痛剤が効かない時は、鎮痛剤が悪いわけではなく頭痛のタイプが違うのか…と初めて知ったのでした。Love,Aki♡