現存在
気付けば6月。
どれだけのことをやってきただろう。
どれだけのことがやれていないだろう。
自分でも褒めることが出来ない事項がいくつか。
自分でも褒めたいことがちょこっと。
これから頑張らなければならないことがちらほら。
これから頑張りたいことがたくさん。
ハイデガーの言うところの「現存在」。
それは英語の「現在形」の深い理解そのもの。
過去を「忘れ去って」、未来を「予期し」、それが「実現した」現在を生きている存在ではなく、
「先駆的覚悟性」をもって、過去を携えて、未来に先駆けて、現在に存在する、
「I am ...」と言うことが出来る存在に。
胸を張って、凛とした態度で、「I am ...」というにはまだまだかもしれないけれど、
進むべき道はこの6ヵ月で手繰り寄せた気がする。
おそらく、向こう三年間の勝負は、あと6ヵ月で決まる。
それなら、全力で。
一日一日を全力で。
明日一日を使って、この6ヵ月の勝負を考えよう。。。
Hope you have a good day!
空っぽに
大きなプレゼンがいくつかあったり、
セミナーを開催したり、
研究プロジェクトを進めなければならなかったり、
ずーっと、気が休まることがなかった状態が続いておりました。
体を休めていた時はあっても、頭ではいろいろと考えていたり、
次から次へと考えないといけないことが多かったので、
時には、そんな自分をいたわって、ちょっとボーっとすることもあります。
何も考えないで時間を過ごす、ということも大事だと知りました。
そして、
一度空っぽになった思考を、
ちょっとずつ、また仕事モードに戻していく。
そんな時に、他人と比べて、自分の人生これで良かったのか?
と落ち込むことももちろんあるけれど、
自分のレッスンで、
「苦手が得意になった!」
「楽しめるようになった!」
「分かるようになった!」
そういった笑顔と素敵な言葉をくれる生徒さんがいらっしゃる限り、
あきらめないで、一歩一歩頑張っていこう。
頭のリフレッシュは、新しいアイデアを生みます。
よし、また新しく楽しいレッスンをどんどん組み立てよう!
Hope you have a good day!
出過ぎた杭は
いつかの波瀾万丈伝という番組で、 綾戸智恵さんがゲストとして招かれていました。
綾戸智恵さんは、彼女の音楽から、彼女の人生を感じることが出来る人。そういう人は、俺は大好きなので、昔からファンだったけど、その日でもっとファンになってしまいました。
その番組の中で、綾戸智恵さんのお母さんが、綾戸智恵さんに伝えたとされる言葉に、とても胸打たれました。
「出る杭は打たれる。でも、出過ぎた杭は打たれない」
俺は今まで、「出る杭は打たれるかもしれないけど、あえて打たれる杭になりたい」と思ったことはありました。
けど、綾戸智恵さんのお母さんの言は、俺の価値観を変えてしまいました。
俺の今までの考えでは、結局は「打たれるくらい中途半端に出ている杭」になるのが精一杯だということに気づかされました。
今の世の中では、そんなのは全く通用しない。そう思います。
必要なのは、誰が見ても(聞いても)有無を言わさない、 そんな能力。
他人に打とうとさえ思わせない、そんな出過ぎた杭になれたなら。。。
一年後、出過ぎた杭になれてはいないと思う。けど、6年後はかならずなっていてみせる。
道のりは長いけど、今日の一歩が大事。。。
今週末は、今年最後のテストと名の付くものが待っています。
付き添いみたいなものですが、やるからには全力で。
子供の成長する過程において大事なのは、大人やそれに値するモデルと、自分の間にあるギャップで、
子供は、そのギャップを補うように、自分を成長させていくのかもしれません。
自分の年になっても、たとえ子供の時のような急成長は望めなくとも、
メンターのようなモデルとなりうる人との間にあるギャップを見ることは、自分を成長させようとするのに有効だと考えます。
そのギャップを見る作業は、時にコンプレックスになりますし、落ち込むこともたくさんです。
それでも、それを乗り越えた時の気持ちよさを味わいたいから、
今年ももう少し踏ん張って努力が出来たらいいなと思います。
最近の朝は冷え込みますね。
でも、その分澄んでいて、気持ちよい空気でもあるかなと思います。
それを味わいながら、クリスマスまであと一ヶ月を切った今日を楽しんでいきましょう(^^)