どーも、連日暑い日が続いております。 夏風邪注意!
さて、前回の打ち合わせで、最終図面承認のハンコを押してきた私。
その打ち合わせで、やっぱり採用をやめたもの。
それは・・・「防音ドア」です。
i-cube宿泊体験でも、「音」は、高気密高断熱住宅ならではの響き方だな、と思いました。
家の中から外、外から中、の音は、驚くほど音を通しません。
実際、中で、カラオケ大音量で歌ってみて(俺)、外で(嫁)音が聞こえるかチェックしてみたのですが、よ~~~~~~~~~く耳を澄まさないと聞こえない!!というすごい防音性能。
嫁の話が半ば信じられず、反対にカラオケ(嫁)、外(俺)でもチェックしてみましたが、やっぱり、今、カラオケをしている、と意識して、よ~~~~~~く耳を澄まして、聞き取れるレベルでした。
実際、玄関ドアを開けた瞬間大音量が漏れました。
これは、防音住宅にしようとしてしたのではなく、i-cube、i-smartのような高気密住宅をつくった結果、すごい防音性能の住宅になってしまったようです。
で、家の中の音。
これは、普通の家より響きます。
i-smartは、ロスガードという、全館熱交換換気システムを取り入れているため、すべての部屋のドアの下部分にわざと「隙間」をつくっています。
高気密住宅を効率よく換気するため、(または極端な話、窒息しないため)に、
わざと設けたこの「隙間」。
外に音漏れしない分、家の内部に音が反響し、その隙間からほかの部屋からの音が筒抜け状態になってしまうようです。
で、せめて寝室くらいは静かに眠れる環境にしたい、と、防音ドアの採用を検討していたのですが、
打ち合わせの結果、見送りました。
防音ドアは、音を防ぐため、普通のドアにはない、「枠」がつきます。
その「枠」に、音を吸収する素材がついていて、ドアを閉めれば、枠とドアの隙間は、その音を吸収する素材でぴったり塞がり、防音できる、という仕組み。
その枠が・・・・・想像していたよりごつい・・・・。
平屋のバリアフリー住宅に、突如として段差が出現してしまいます。
そして、防音ドアにより、気密性も向上したその部屋(寝室)は、全館熱交換換気システムのため、わざと設けていたドア下部分の隙間も埋めてしまうため、
その部屋単独の熱交換型換気扇なるものがつきます。
・・・・・・う~ん・・・・・防音ドア、やっぱいらないっか!!
多少雑音があった方が落ち着くっていうし!!!!
と、結局、全部屋、普通のドアにしたよ、っていう話でした。
今日はこれまで。