子どもはすごい!そして早期英語教育
しかし! うちに来てる幼稚園のお子さんの発音を聞いてると、私の偏見が覆されます。幼稚園ですから、まだアルファベットしか読めず、DとOとGの綴りからDOGとは言えません。しかし、その子の発する音は、「ドッグ」ではありません、「Dog」です。
20という数字は「twenty」であって、全く「トウェンティ」には聞こえません。
聞き取った音を真似る、その音が持つ意味をイメージで理解する、それ(物)を見た時に自然に出てくるという、私たちが母国語を覚える過程と同じやり方が当てはまってしまう年齢。・・・うらやましい!
しかもその子には英語が通じます!日本語さえも文字や文法など学問的に理解して使っているわけではない年齢ですので、全て状況判断による想像とパターンで理解してしまうのです。
スポーツと一緒で早く始める効果はすごいなあとつくづく実感。
また、改めて年齢に沿った学び方の違いも実感。指導者としての腕を磨かないと通用しませんね。
自分自身が高校から始めてアメリカ人とのハンデを生めた経験から、「後から追いつく」ノウハウはあっても、「早いスタート」に対するノウハウはまだまだ勉強が必要です。
最後に、「早期英語教育は子どもの日本語力の低下を招く」、「日本語がきちんと出来るまで第2言語は学ぶべきではない」という意見に反論を。というのもこれらの意見が識者といわれる方々から多数出ているようなので。小学校での英語科目の導入から火がついたのでしょうが。
人間の脳のキャパシティというかメモリーはそんなに小さいものではありません!
子どもは1歳を前にして母国語と第2言語の区別がつきます。ゲームやスポーツと同じで、費やした時間と密度だけ結果が出ます。
要は、何事もおろそかにしなければ並行して出来るようになっています。
「バスケもサッカーも出来る子」「バスケは上手だけど他のスポーツは出来ない子」「どのスポーツも苦手な子」。実物を見れば理由は誰でもわかります。
早期英語教育に異を唱える学者・教育者の方々は、英語教育に反対する前に、データの裏づけとなった「日本語力」の低い子ども達の生活習慣を調べてみてはと思います。その子の部屋の本棚に教養度の高いものが並んでいるでしょうか?
DORA

Scholastic Inc.
ジャンル: 教育用絵本(Phonics)
お勧め先: バイリンガル教育をしたい親御さん
英語難易度: 簡単
お勧めの使い方: 子どもにゆっくりと毎日読んであげてください。
こども向けのフォニックス本。
Phonicsとは、こどもに単語の発音とアルファベットを関連付けて教える方法です。英語圏の子どもだって英語を最初は親から習います。2~3歳向けなので、日本でバイリンガル教育したいお母さんにお勧めです。
何度も読むことで、お母さん自身も英語を学びなおすことができ、子どもの理解力や興味もわかっていいと思います。なにしろ家の中で子どもに英語を話しかける家族なしでバイリンガルは育ちませんので、一緒にスタートするには最適の本です。
キム・ポッシブル
ジャンル: アニメDVD コメディ+ヒーロー物+流行・青春というか、全てのエッセンスあり。
英語難易度: 中の下
お勧め先: 高校生、大学生、大人
お勧めの見方: リスニングがきつい方は、最初に日本語字幕、次に英語字幕で2回は見ましょう。
アメリカのディズニーチャンネルでやっていたテレビ番組です。日本でもレンタルされています。
向こうでは、視聴者は中学生くらいまででしょう。しかし内容は大人でも全然楽しめます。
なぜ洋書でなくアニメ!?と思われるでしょうが、英語字幕と画面で内容を推測する=そうです、日本人が小さいころから漫画で日本語を覚えた過程と同じになります。<
何度も見れば、速読、速聴、雰囲気からの推察力、ボキャなど得るものが多いです。しかも、「向こうの中学生が見てるレベル」を聞き取れなかったり、意味が分からなかったりすると燃えてくるじゃありませんか!!

Kim Possible: Secret Files
Streetwise Business Letters
- John A. Woods
- Streetwise Business Letters: 2,500 Professionally-Written Letters That Will Bring Success to Your Business (Adams Streetwise Series)
対象: 国際仕事に関わるビジネスマン
難易度: 簡単(一部難解)
便利度: 高(対象となる人)
お勧め先: 大学生で国際部や外資系を目指している方(仕事と英語の両方GOOD)
評価: 4つ星(仕事よりもビジネス教科書としてなら)
E-mail用の例文集です。なんといってもすごいのは、その例文の量。半端じゃありません。
読み物としてもいけますし、普通にビジネスの勉強にもなります。なにしろセールス、苦情、受注などの基本は全て押さえてあるのに加え、1種ごとに豊富なパターンを加えてあり、すごいページ数です。
しかし!例文の中には、ユニークさの過剰アピールで、「こんなの書いたら逆に??」なものが結構含まれているので注意。英語ネイティブの国との取り引きにうっかり使うと、「例文そのまま書いてるな!?」とばれるでしょうし、ノンネイティブの国からは解読に時間がかかるため嫌がられるでしょう。しかし、そのままパクれないからいいのです。仕事に求められる読解力(速読と重要ポイントの抜き取り)が磨かれます。
The 100 simple secrets of Successful People
- David Niven
- The 100 Simple Secrets of Successful People: What Scientists Have Learned and How You Can Use It (100 SIMPLE SECRETS)
ジャンル: 人生・生活
英語難易度: 比較的簡単
内容: 4つ星
批評: 言われてみるともっともなことが、一つひとつ短い文章にまとまっています。
「勝者は生まれるのではなく、作られる」などのテーマに、作者からの「あなた(読者)はこんな風に考えていませんか?」という問いかけと、「物事はこう捕らえるべきですよ」という提案、実例、まとめの結び、と構成が良く出来ています。
これは読み応えという点では、翻訳版で読んだら立ち読みレベルで終わってしまいそうですが、原書なら買う価値があります。
生活の改善や人生を有意義にするための本は、内容に自分(読者)の人生とかぶる点が多いため、共感して読むことが出来る分だけ楽しく読めるのが利点ですね。ところどころ知らない単語がありましたが、内容の把握にはあまり関係なく、辞書を使わず読める本です。この内容レベルの会話を外国人と出来ればかなり仲が深まるでしょう。

