知り合いから、中学校外国語科用の教科書「NEW HORIZON English Course 3」を見せてもらう機会がありました。私が中学生の時に使った教科書に比べると写真や挿絵が多いという印象を受けました。取り上げられている話題も今風で、Sustainable Development Goals(SDGs)が最初のページにあったりして驚きました。教科書というよりは、副読本みたいです。


中学3年生が使う教科書ですが、全般的にレベルが高いです。まず、登場人物の名前が難しい。P.2 に紹介されている本田海斗には「ほんだ かいと」とフリガナが付いています。P.8の海斗にも「かいと」とフリガナ付です。P.61やP.90の海斗にも、漢字の上に「かいと」とフリガナがふってあります。中学3年生でも読めないような名前にせず、太郎にすれば良かったのでは?


さらに、P.114には「学び方コーナー 3  これからの英語学習法」という解説ページがありました。「Tip 1 教科書を使いつくそう」には、以下のような文が

中学校で学習した語いや文構造は、これからの英語学習の基礎になります。

この和文の「基礎」という漢字に「きそ」とフリガナが付いています。最近の英語教科書は本当に難しくなっていますね。