YouTubeで、Star Trek Continuesシリーズの第9作目「What Ships Are For」を見ました。この作品で問題になっているのは、難民・避難者の受け入れです。昔からHyalinus星にはAbician人がやって来ますが、科学文明に対する考え方の違いで両者は敵対していました。

 

過去にHyalini人がAbician人に殺害されたこともあるため、平和と調和を重視するHyalinus星ではAbician人を野蛮な侵略者とみなし、子供にもそのように教育してきました。しかし、Hyalinus星には、身分を隠して入植しているAbician人が少なからず存在していたのです。

 

Hyalini人は放射線障害による色盲のため、秘かに居住するAbician人を見分けることができません。Enterprise号のKirk艦長らは宇宙から注ぐ放射線からHyalini人を守る技術を導入するのですが、それによってHyalinus星に隠れ住んでいたAbician人の存在が明らかになります。そこで、Hyalini人が避難民(Abician人)と共存できるか否かが問われます。

 

難民・移民・亡命者の受け入れに関して、日本政府は非常に消極的です。高齢化が進む中、今後も外国人労働者を受け入れずにやっていけるかどうか、正直私には分かりません。ロボットや人工知能の発達によって少ない労働力でやっていけるという意見もありますが、建築業や介護サービスには人手不足が深刻になるという見方もあります。

 

言葉や文化の異なる外国人労働者が増えれば、トラブルも増えるでしょう。決して良い事ばかりではありません。日本人は「グローバル化」という言葉が好きですが、イスラム系の人とも上手くコミュニケーションをとっていけるのだろうか。

 

GLOSSARY
anomaly … 異常
antiquated … 時代遅れの
asteroid … 小惑星
carnivorous … 肉食の
colloquial … 口語の
disparity … 格差、差異
downright … 紛れもない
drab … くすんだ
genotype … 遺伝子型
grid … 格子
grievous … ひどい
hermit … 世捨て人
mush … 粥、つぶす
overjoyed … 大喜びの
permeate … 浸透する
prognosis … 予後
relent … 優しくなる、折れる
residual … 残りの
rupture … 破裂させる
scourge … 災難
sedate … 落ち着かせる
spore … 胞子
squander … 浪費する
stellar … 星の
tentacle … 触手、触角
tier … 階層
trajectory … 軌跡、軌道
vilify … 中傷する
xenophobia … 外国人嫌い