しつこいようですが、「総理の通訳 坪田充史公式ブログ」で、【緊急】暗記してる人は原始人!という記事がありました。坪田氏の主張は

暗記で語学を習得しようとする人は
「原始人」か「猿」レベルだから、
です。

 

何を隠そう私は原始人レベルであり、かつ、猿レベルです(笑)。自分を正当化するつもりはありませんが、私のほかにも猿レベルの人が少なくありません。

 

アメリカの医大生は、医師国家試験(United States Medical Licensing Examination, USMLE)の対策にfirecrackerという暗記アプリを使っているそうです。医学部に行くような優秀な人の中にも、原始人レベルの人がいるのです。

 

日本国内の医学生にもAnkiなどの暗記アプリで医学用語を暗記している人がいて、その様子をブログで紹介しています。まさに「猿」レベルです。こんなことを書くと、医学部生から怒られるかな?

 

その心配は要りません。医学部生はそんなくだらない事に時間を浪費するほど暇ではありませんし、みんな優秀な方ばかりです。

 

母語(日本語)か外国語かを問わず、短時間に効率的に言葉を覚えるとき「暗記」という方法を使います。私は小学生の頃、漢字を暗記しました。今では、小学校で習う漢字の書き順について、インターネット上に無料プリントが用意されています。

 

次回は中田達也著の「英単語学習の科学」という本を紹介します。この本の第15章は「単語カードを使用した英単語学習」です。そして、15.1「単語カード学習の有効性」という節に、暗記で語学を習得しようとする人は原始人か猿レベルと書かれている・ ・ ・ はずが無いですよね(苦笑)。中田准教授のほかに、Paul Nation教授なども単語カード学習の有効性を報告しています。


《今日の暗記》
単語カードは英語でflashcardsです。flashcardsでグーグル画像検索すると、子供用のカラーイラスト付き単語カードが沢山出てきます。