Star Trek Continuesシリーズの第7作をYouTubeで視聴しました。このタイトルは「新しい風を受け入れよう」というような意味になります。本エピソードでは、生命維持装置故障のため、宇宙艦Hoodの乗組員が死亡します。そこで、Hood艦を回収した後の新艦長を選ぶ事になりました。

 

 

最初はSpockが新艦長候補に選ばれていましたが、Diana Garrettが立候補してきました。彼女は、自分が適任であるにもかかわらず、女性であるために活躍の場が不当に制限されていると主張しています。そこで、Kirkを含む上官三名が、SpockとGarrettを審査することになりました。

 

Garrettは確かに有能な女性ですが、過去の経歴に疑問な点がありました。Kirk艦長は女性に対して公平であろうとすると同時に、信頼できる副官Spockを失いたくないという気持ちがありましたが、、、Star Trek Continuesシリーズは西暦23世紀の物語という設定ですが、それでも男女格差の問題が残っています。

 

架空の話はともかく、先日発表されたGlobal Gender Gap Report 2020(世界ジェンダー・ギャップ報告書)によると、日本は121位と非常に残念な結果でした。日本はそんなに性差別が著しい後進国なのでしょうか?

 

実は、今年12月2日付けのThe Japan Timesに「MSDF captain first woman in Japan to command an Aegis destroyer」という記事がありました。海上自衛隊大谷三穂1等海佐が「みょうこう」艦長に着任し、女性初のイージス艦艦長となったそうです。そういう点では、日本はStar Trekの惑星連邦より女性登用に積極的だと言えるかも(笑)。

 

GLOSSARY
commodore … 准将
communique … 公式発表、声明
decommission … 廃船にする、廃炉にする
incursion … 侵入、来襲
lass … 小娘