正直言うと大箱(コンサートホール)で行われるライブは苦手だ。ライブ中の大音響が辛い。2~30分もすると疲れてしまう。だからこれまでは敬遠してきた。

 

けれども今回は区切りのステージでもあるので行かないわけにもいかないだろうということで、覚悟を決めて足を運んだ。

会場は横浜のぴあアリーナMM。7500人収容のホールで、昼の部は開場が11:30、開演が12:30となっていた。

 

ライブは撮影禁止が当たり前だけれども、例外的に撮影可能タイムが設けられていて撮ってみた。ちなみに4階席からである。

 

昼の部は過去に在籍したOGも登場して、現役29人、OG32人の総勢61人。長い間見てきたので、OGの中にも知っている人がたくさんいて懐かしい。

 

AKBの看板があっても7500人のホールが埋まるまでの道のりは決して楽なものではなかった。そんな風に見ていると、知らず知らず過去の記憶が回想されていく。

2014年4月に活動開始。各都道府県から1人ずつ選考し47人で構成。最初はTOYOTAとコラボして活動しているチームくらいの認識だった。

とにかく一度に47人も入ったら、熱心なファンでもなければ覚える気にもならなくてその時点で興味を持たないだろう。

 

最初のうちは、メディアに取り上げられることも少ないから、何をしているのか、何をしようとしているのかもよくわからなかった。

けれども2016年の終わりごろからよくテレビで見かけるようになったら、AKB本体メンバーに引けを取らない逸材が揃っていいるのを知って面食らったのを覚えている。

 

AKB本体と別々だった期間が長かったせいか、オーソドックスなアイドル路線だったのがその当時としては独自色をうまく出せるようになったように思う。

色々な努力の積み重ねがあって、気がつけばAKBグループの中での存在感も大きくなっていたように思う。

 

シングルの選抜にも進出するようになり、単独で地上波冠番組を持ったこともあり、めきめきと力をつけていった。

地域のイベントに登場しているのは、YouTubeにアップされた動画を見て知るようになった。

 

最初に見たのはたしかスポーツイベントか何かのハーフタイムで、きびきびしたパフォーマンスが今でも印象に残っている。

 

遠方で開催されるときはしばしば早朝に家を出るので大変だったが、今となってはいい思い出である。

正直言えばもう少し見ていたかったと思う。活動休止の経緯の詳細は明らかにされていないが、新型コロナウィルス流行が陰を差したのかもしれない。

 

残念なことだけれどもこれだけは確かなことだ。退屈な日常をしばし忘れていられる時間を作ってくれたのだと。