この日はたまたま休暇だったので、のんびり家でくつろいでいて、何気なくXを見ていたら、このイベントの告知が飛び込んできた。

 

時刻は12時過ぎ。開始は14時。今から支度して出かけて、ぎりぎり間に合うかどうかというところだ。

 

ここのところ多忙で身体は疲れている。行くかどうか迷う。外は雨だ。おそらくイベントは縮小されるのだろう(告知に雨天時の対応の記載があった)。

 

けれど、今日こうして予定が空いているのも何か意味があるのかもしれない。強力な動機付けが必要だった。時刻は13時近く。間に合うかぎりぎりだと思いながら。

 

なんとか開始時刻から5分くらい過ぎたころに桜木町駅に到着。外は大降りになっていて、駅前に人だかりはなかったから、雨天時の会場、のげちかみちへ移動。

 

そこには、これまで幾度となく見てきた和やかな光景があった。わずかな時間であっても回数を重ねると、その分濃密になっていく。

 

だから行けば行くほど、その一時は重層的になり、前回はこうだった、あの時はこんな風だったとか呼び起こされて、より感慨深いものになる。

 

たしか前回は1月。年が明けたばかりで、この時も雨が降っていて、かなり冷え込んだ日だった。1月……。

 

あれから半年の時間が流れた。けれどなぜかはるか遠くの昔の出来事のように感じられた。

 

時間の流れには精神的な側面がある。同じ時間でも子どもの頃と大人になってからでは長さは違うというように。

 

だから半年は長い間隔ではない。ついこの間という方が普通であることが大半だ。けれどこの時は違った。

 

目の前の光景は半年前と同じように見えても、感覚的には大きく違っているように感じる。時の流れが導き出しつつある答え……

 

今年2月下旬に北海道に行った帰り際から徐々に現れてきた感覚……。いつかは終わりの時が来るのかもしれない。それが始まりだしたのかもしれない。