去年もこの催事に行っていて、その時は午前の部を見た後、その足で山梨の石和温泉に移動して別の催事を見たという1日だった。
そういう違いはあれど、去年と同じ。埼玉県の各市町村のPR活動があって、催事場のスペース634はたくさんの人で賑わっていた。
けれどなぜだろう?去年と同じ雰囲気があって、楽しいひと時が流れていて、どこも変わりがないのに、違和感みたいなものがあってしっくりこない。
去年の記憶を頭の中に描き出し、それに薄紙を被せてなぞっているつもりなのに、元の絵と同じにできず、ごちゃごちゃしてしまう……
楽しめないというわけではない。もしそうだとしたら、自然と足が遠のいてしまうはずだ。そんなことはない。
ただ考えてみると、こうして出かけるのは7月以来。4か月のブランクというのは、これまでなかったわけではないけれど、今まではかなり違う。
以前が単なる間であったにすぎないのに、今はそれが日常に塗り替えられえていく。このまま次がなくても不思議なわけではない……。
この日の雨は冷たかった。11月に入ったから当たり前だが、今までは気にも留まることはなかった。
そういうことに気づくというちょっとした変化。知らないうちに新しい日常が宿っているような気がしてならない。


