京葉線の幕張豊砂駅を降りると、すぐそこにイオンモール幕張新都心がある。暮れの昼時、大勢の人たちがいて賑わっている。

 

そういえば、こういう大きなショッピングモールに行く機会も随分と減ってしまった。以前は、こういう場のさまざまなイベントに行ったものだ。

 

このイオンモールのグランドスクエアでフリーライブ(前方有料エリアあり)がある。かつてよく見に行ったミニライブを思い出して懐かしい。

 

けれど、もう同じ楽曲を一緒に披露することはなくて、各々が自分の楽曲を披露する。懐かしいような懐かしくないような感覚……。

 

同じ道を一緒に歩んでいて、その進む様子を自分は沿道で見ていた。そして時が流れ、分かれ道が見え、各々の道へと進んでいく。

 

その様子を自分は分かれ道の始まりに立ちどまって見送っていた。その姿はどんどん遠ざかり、やがて日も暮れてあたりは暗く見えなくなっていく。

 

この先はどうしようか……そんな視線がとらえたのは真っ青な空だった。この日はよく晴れて、真冬の中にも暖かさとほどよい心地よさが感じられた。

 

目を凝らしてその空をしばらく見つめた。日が沈んで暗くなったとしても、また日は昇り、真っ青な空が立ち現れる。

 

この先もこの真っ青な空が消えることはない。そしてときどきそれを見上げたら何かを思い出させてくれるのだろう。