私は、大手コンビニとセイコーマートの違いと特徴について研究しました。研究動機は、高校に入学してから、コンビニを利用する機会が増え、興味を持ったためです。また、北海道にしかないセイコーマートがなぜ大手コンビニに負けないのか調べたいと思ったためです。
そこで私は、「セイコーマートは顧客満足度調査で首位であったことからサービスがとてもいい、そして、他のコンビニに比べスーパーマーケットのようなコストパフォーマンスや、産地にこだわった商品を店内に置いてあること」という、人気の理由の自分なりの仮説を立てました。
まず、大手コンビニの特徴について述べていこうと思います。
ここでは、大手コンビニというのは「セブンイレブン」と「ローソン」をさ指すことにします。
最初に、セブンイレブンの特徴について、述べていきます。
まず、セブンイレブンの成り立ちを調べました。セブンイレブンは最初、アメリカのテキサス州オーククリフという町の氷屋さんだったそうです。『顧客のニーズに応える』ということで始めたサービスが卵や、牛乳などの食料品販売です。お客様が喜んだことはいうまでもなく、時代やお客さまのニーズの変化に的確かつきめ細かく対応していくことで、現代でいう『コンビニエンスストア(=便利なお店)』がここに誕生しました。初期では「トーテム・ストア」と呼ばれていましたが、1946年には、朝7時から夜8時まで、毎日営業するチェーンとして、営業時間にちなんで店名を「7-ELEVEN」と変更しました。1971年には、多くの7-ELEVENが実質的に24時間営業となり、1974年には、日本に第1号の「セブン-イレブン」(東京都江東区豊洲)がオープンいたしました。7-ELEVENは便利で行き届いたサービスがお客様から支持され、コンビニエンスストアチェーンとして成長し続け、全国に広まったと考えられます。
全国に広まった理由はもう一つあります。それは、1991年イトーヨーカドーにセブンイレブンが買収されたというところです。お互いを説得するのは困難を極めたそうです。
セブンイレブンのスローガンはなんですか、と聞かれるとみんな『セブン、イレブン、いい気分』と答えるでしょう。ですが、開業当時は『セブン、イレブン、いい気分、あいててよかった』だったそうです。本家アメリカでは、『Thank Heaven, Seven Eleven』と韻を踏んでいるのがわかります。日本もゴロをよくするため『あいててよかった』を消したのではないかと考えられます。
次に、なぜセブンイレブンが人気なのかというところを述べます。
セブンイレブンは、パソコンや携帯電話などから弁当やお総菜の宅配を頼める、ミールサービスが魅力の一つです。共働きのご家庭などに、ニーズが高いです。また高齢者向けの御用聞きサービスを始めたのも、セブンイレブンの試みです。その他にも、『セブンプレミアム』の存在や、人気アイドルグループとコラボなどを行っていたところもあるのではないかと考えられます。
セブンイプレミアムとは、セブンイレブンの『プライベート商品』のことです。プライベート商品とは、メーカーに製造を頼んで自分のブランドとして販売している商品です。
自主企画商品とも呼ばれています。
セブンイレブンの場合、冷凍食品からドリンク、お菓子まで約700種類もの品揃えで、みなさんの生活を応援しています。
プライベート商品の凄いところは、他の商品より少し安いというところです。なぜ安いのかというと、工場で大量に生産した商品を各店舗まで直接届けられるため、物流コストを最小限に抑えられます。よって、値段が少し下がる訳です。セブンプレミアムの場合、質にもこだわり、NB商品(ナショナル商品)に負けないおいしさや品質を徹底追求している点が人気の理由です。
結論、セブンイレブンは幅広い顧客に対応し、自社オリジナルの『セブンプレミアム』の商品を販売し、他社と差別化を図ったことがわかりました。
次にローソンの特徴について述べていきます。
まず、成り立ちについて述べます。1939年、米国オハイオ州でJ.J.ローソン氏が牛乳販売店を営んでいました。このお店は「ローソンさんの牛乳屋さん」として新鮮でおいしい牛乳が地域の評判を呼び、毎朝たくさんのお客様が牛乳を買いにやって来るようになりました。その後J.J.ローソン氏はローソンミルク社を設立して日用品などの生活必需品も販売するようになり米国北東部を中心にチェーン展開を行いました。コンビニエンスストア「ローソン」というチェーン名もアメリカンファームを連想させるミルク缶デザインも実はこの米国の牛乳屋「ローソン」が発端となっているのです。1959年、ローソンミルク社は米国食品業界大手のコンソリデーテッド・フーズ社の傘下となり、オハイオ州を中心に広範囲で店舗展開をすすめる一方で、コンビニエンスストアの運営システムを確立して行きました。(現在アメリカにローソンの名を冠したお店は存在しません。)
日本でのローソンのスタートは1975年6月14日オープンの1号店「桜塚店」(大阪府豊中市南桜塚)です。当時ローソンの親会社だったダイエーがコンソリデーテッド・フーズ社とコンサルティング契約を締結しました。コンサルティング契約とは、受託者が委託者に対して、受託者の専門的知識に基づき、ノウハウ等の一定の情報を提供することを目的とする契約のことです。とても難しです。
次に、ローソンが人気の理由を述べていきます。
まず、Pontaカードの存在です。そもそも、Pontaとはなんの略なのかというと、消費者・提携企業にとっての「Point terminal」(ポイントターミナル)となるという意味と、「ポイントがポンポンたまる」様子を親しみやすい表現で示したものとしているとされています。ポンポンからタヌキが連想されキャラクターとして採用されています。ポンタは関連企業のユニホームを着用してる場合があります。ローソンで商品を購入した場合、108円で1ポイントつきます。溜まったポイントは商品購入時の端数に使ったり、お試し商品と交換するとこが可能です。色々な企業がPonta提供企業として参加しているので色々なところでも使え、とても便利です。
ローソンもセブンイレブンと同じように、プライベート商品『ローソンセレクト』があります。最近は生鮮商品へのこだわりが強まり、ローソンも中嶋農法で育てた野菜の販売など力を入れているようです。また、若い人に焦点を当てた、スイーツなども人気です。
また、パンに付いてくるシールを集めて景品と交換するという他にないキャンペーンを行っているのがローソンです。
結論、ローソンはPontaカードを上手に使うことで楽にお買い物ができる、そして、『ローソンセレクト』に力をいれ新鮮な野菜を提供できるようにしていることがわかりました。
次に、セイコーマートの特徴について述べていきます。
まず、成り立ちについて、述べていきます。セイコーマート(Seicomart)は、主に北海道を地盤とする日本のコンビニエンスストアチェーンです。本社所在地は札幌市中央区。
名前の「セイコー」とは、チェーン全体を「成功」させるという意味を込めるとともに、創業者である西尾長光の西と光の2文字からとられているそうです。1号店が開店したのは1971年(昭和46年)のことで、これは国内の同業者ではセブンイレブンよりも先であり、コンビニ業界最古参の部類に入いります。
では、セイコーマートの特徴について述べていきます。仮説でも述べましたが、セイコーマートは2011年度「顧客満足度調査コンビニエンスストア部門」で大手コンビニを抑え堂々の全国一位になりました。なぜ一位になれたのでしょうか。
それは、サプライチェーンを追求してるためです。サプライチェーンとは企業の経営・管理で使用する用語で、原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、販売、配送までの製品の全体的な流れのことで、 それぞれの工程が別個にあるのではなく、鎖としてつながっているという意味です。セイコーマートの場合、セイコーマートの畑で原材料を収穫、仕入れし、加工製造・商品作り、卸・物流、小売という流れです。これによって低価格で商品を提供できるのです。そして、宣伝・広告が工夫されています。ターゲットを絞って宣伝を流す時間を決めたり、チラシを配るなど、他社にはないことをしています。それでもやはり一番は、『ホットシェフ』の存在です。ホットシェフとは、セイコーマートだけが行っているサービスです。「おいしいものをお届けしたい」という思いを徹底して追求した結果、「店内で調理する」という考えで生まれました。カツ丼やおにぎりを手作りし、できたて熱々のまま提供しています。
これらによって、大手コンビニエンスストアに負けず、一位をとるとこができたんだとおもいます。
セイコーマートの特徴はまだあり、2000年、日本国内のコンビニで初の本格的なフリークエント・ショッパー・プログラム (FSP) である「セイコーマートクラブカード」を道内店舗に導入しました。フリークエント・ショッパープログラムフリークエント・ショッパーズ・プログラム(FSP)とは、顧客の拡大・継続のための販売促進活動の一つであり、顧客を有料顧客へと誘導することを目的として実施される施策です。ポイント・サービスカードの提供などが一般的な手段のことです。
国内初といえば、まだあり1995年、プライベートブランド(PB)第一号となる自社製品のアイスクリームを販売したのもセイコーマートです。北海道豊富産牛乳を50%も使用した「北海道牛乳ソフト」がとても人気です。あと、高校には関係ありませんが、ワンコインで購入できるワインも人気です。セイコーマートのワインはすべて担当者が直接産地を訪れ、ワイナリーを確認して仕入れたオリジナルワインです。1987年の発売時には3種類だったのが、入れ替わり立ち替わり今では60種類以上になりました。産地もフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ブルガリアなどのヨーロッパ、さらに、南アフリカ、チリといった南半球にも広がり多種多様で、ワイン通にとても人気があります。
これらを踏まえ、セブンイレブン、ローソン、セイコーマートを比較してみましょう。
この会社にも自社オリジナル商品、『プライベート商品』が存在しています。それは会社によって力を入れている所が違いました。
セブンイレブンは、品質や美味しさ、ローソンは、農作方法にこだわった新鮮な野菜、セイコーマートは、ホットシェフがメインで、低価格で提供するというところがありました。
次はポイントカードについてです。セブンイレブンは触れませんでしたが、nanakoというカード、ローソンはPontaという色々な企業と連携していて、便利に楽しく利用できるカード。セイコーマートは、これら大手コンビニのカードの基盤となるセイコーマートクラブカードがありました。
最後にサービスについてです。セブンイレブン、ローソンは目立つものはありませんでした。しかし、セイコーマートはサプライチェーンモデルを追求したことによる、低価格の商品の提供、ターゲットを絞った宣伝・広告の工夫がされており、道民から親しまれるスーパーマーケットのような存在になるとこができました。よって、大手コンビニエンストストアの会社に負けず、戦うことができるということがわかりました。
