このような危険から身を守るためには、顕在危険だけではなく潜在危険も予測し、回避することが大切です。例えば、左右確認をする、下り坂や雨の日はスピードを落として走行するなど常に「〜かもしれない」を大切にしましょう。通学路の中で安全な行動をとることを心がけないといけない場所を一つ紹介します。
この交差点は先程の動画で写っていた交差点です。この交差点は特に車同士の事故が多く起きている地点であり、かつて3年間に24件もの事故が起きた地点です。そこで、交通事故を防ぐために安全な行動を心がけているか確かめるため、その交差点に行き一時停止や安全確認をしているか、確かめに行きました。
昼と夕方合計90分間で交差点を通った249台の自動車で検証しました。その検証の結果をまとめたグラフです。正しく走行したのは214台、正しく走行したか怪しかったのが27台、危ない走行をしたのは8台でした。この中でも正しく走行した車両の割合は85.9%もあります。整備前に検証されたデータと比較すると、整備前はルールを守って走行したのが46.2%、守らず走行したのが53.8%だったのが、整備後はルールを守って走行したのが96.4%、守らず走行したのが3.6%になっています。危険な走行をする車が大きく減少していることが分かります。しかし、怪しい運転や危険運転をしている人も一定数いました。その中でも自転車は一時不停止やながらスマホなどの行動が見られました。このような行動は交通事故に遭う確率が高くなります。皆さんは、交通規則を守って安全な行動をとるようにしてください。
また、交通事故を防ぐためには交通環境の整備を行うことも大切です。信号機や道路標識が設置されていない道路では事故が起きやすい傾向にあります。先程の交差点も死角があり、相手の車の存在に気づきにくくなっています。このような危険な環境を改善するため、年々事故を減らす工夫が増えてきています。身近な例だと、出会い頭での事故を防止したり、死角を減らすカーブミラーや車線のはみ出しを防いだり、歩行者の安全を確保するガードレールなどがあります。先程の交差点でも事故を減らすための工夫が施されました。2025年2月の写真を見ると、交差点右側の家がなくなったため死角がなくなって、見渡しやすくなっています。また、ハンプという減速を促す構造になっています。先程の検証から危険な走行をする車が大きく減少していたため、交通環境を整備することで事故を防止する働きがあることが分かりました。また最近では、誰もが安心して道路を通行できるように、バリアフリーの整備も進められています。バリアフリーとは、(学校でバリアフリーの意味を見る)のことです。バリアフリーは交通機関や住宅、学校など身近なところにあります。身の回りにある例を出すと、点字ブロックや交通弱者用押ボタンなどがあります。点字ブロックは、(学校で見る)ができます。交通弱者用押ボタンは、(学校で見る)ができます。バリアフリー化が進むことで誰でも安心して道路を通行できるようになります。
事故を防ぎ、誰もが安心して道路を利用するためには、「一人ひとりの意識」と「安全な交通環境」の両方が必要です。交通ルールを守ることをいつでも心がけておきましょう。