1205gの小さなヒーロー★エイトマン -5ページ目

1205gの小さなヒーロー★エイトマン

2012年5月21日金環日食で月と太陽が重なる瞬間だった午前7:33、在胎29週3日で1205gの極低体重出生児として産まれたエイトマン。

無限大の可能性を持って産まれてきてくれた、my hero★エイトマンの成長期。

エイトは産まれて一ヶ月間、
口からの呼吸器を付けていました。


☟コレ

photo:01




肺が未熟だったため、呼吸が上手にできるようになるのに時間がかかっています。

一ヶ月間は、背伸びをしたり、いきんだり、モゾモゾと動くだけでサチュレーションの数値がぐんぐん下がり、アラームを鳴らしまくってた。


☟サチュレーションとは…

(酸素飽和度のこと。血液中に溶け込んでいる酸素の量であり、%で示される。健康であれば99%近くの値になるが、呼吸器官に異常があると、体内に取り入れる酸素が減ってしまうため、サチュレーションは低下する。)


私達が生活する空気中の酸素は21%程度だけど、エイトは酸素を40%以上使い、状態を見ながら徐々に下げていきました。


生後一ヶ月目でやっと口の呼吸器とはサヨナラすることができたけど、呼吸も早く、陥没呼吸が見られてちょっと苦しそうだったかな…


☟陥没呼吸とは…

(息を吸い込むとき胸の一部が陥没する状態の呼吸。発作が小発作から中発作へ悪化し始めると、息を吸うときにのどの下(胸骨の上)や鎖骨の上が引っ込む(=陥没する)ようになる。さらに発作が悪化すると肋骨と肋骨の間も陥没するようになる。)


なので、今度は鼻からの呼吸器にお世話になりました。

☟コレ

photo:02



本人は嫌いみたい(笑)


この呼吸器を付けると、口の中が空気のせいで泡泡になったり、お腹にガスがたまってカエルみたいになったりしてた。

そのせいで数値を下げることもあるので、看護師さん達が口にたまった唾液や泡を吸引してくれたり、ガスを引いてくれた。


この呼吸器も、徐々に酸素の量を下げたり、外す時間(自力で呼吸する時間)を長くしていきました。


いまだに呼吸は速いけど、体が大きくなるにつれて、少しずつ上手にできるようになってきた。


もちろん心配だし、モニターのアラームを鳴らすたびにヒヤヒヤしてた。


どうしても目に入るのは、NICUでエイトより小さな赤ちゃんや、新入り赤ちゃん達の安定したモニターの数値。



他の子と比べちゃダメダメ。

この子のペースで、長い目で見よう。

一ヶ月でこんなに成長したじゃん。

大丈夫。大丈夫。


…自分におまじないをかけるように、毎日毎日言い聞かせてた。