ねぇ、知ってる?

あなたが発した言葉は

今も宇宙を飛び続けてるんだって


あなたには

伝えられなかった思いはありますか?


やりきれなかったこと

今になってやっておいた方がいいと思ったこと

たくさんあると思います


青春時代の甘酸っぱく

それでいて思春期特有の

ほろ苦い思い出


大人になるとは

いったいどういうことなのか…


忘れたくても忘れられない

大切な思い出とは何なのか


この映画を見れば

あなたもきっと

様々な思いに耽ることでしょう



原作からおよそ8年の時を経て

ついに実写映画化


本日お話しするのはこちら


秒速5センチメートル

  あらすじ

1991年春。遠野貴樹(上田悠斗)と篠原明里(白山乃愛)は東京の小学校で出会い、心の距離を近づけていくが、明里が引っ越してしまう。文通を続ける二人は、中学1年の冬に栃木・岩舟で再会し、2009年3月26日に同じ場所で会う約束をする。2008年、東京で働く貴樹(松村北斗)は孤独な日々を送っていた。一方の明里もかつての思い出を胸に静かに暮らしていた。


  映画の感想

まず

とても良かった


映画を見た後に

思わずため息が出るような…


今まで色々な映画を見てきたけど

ここまで余韻が続いた作品は

そんなにないんじゃないかな🤔


恋愛映画ともまた少しちがって

男女の時間の経過による

気持ちの変化の違いや

選択・行動の違い


そういったことを

とても緻密にそして綺麗に

描かれており


ついつい

自分だったらこう考えるかな

こういった言葉が出てくるかなと

作中何度も思考がめぐりました


私は

言葉遊びであったり

詩的な表現がとても好きで


本映画でも

お洒落な言い回しが

色々とありました


その中から一つ

ご紹介させてください


主人公の幼馴染が働いている書店のシーンで

ダンゴムシ特集のポップを作っている際に

こんな会話がありました



店長:「子供の頃からダンゴムシを見つけるのだけは得意だったんです。ずっと下を向いている子供だったからなんですかね」


店員:「じゃああのこ(幼馴染の女性)は上を向いている子供だったんですかね」



主人公と幼馴染は

子供時代、共に宇宙に想いを馳せてきました


あらすじにある"約束"も

その宇宙に関係したものです


このシーンの時

その幼馴染は宇宙に関する特集の

ポップ製作を行っていました


私は劇場でこの台詞を聞いて

なんて繋げ方がお洒落なんだと

深く感動しました


これ以外にも

随所にお洒落な言い回しや

台詞がちりばめられています


ストーリーもよく

思わず涙が出そうになりました


まさに胸を張って

おすすめできる映画だと思います




  おわりに


先週の「英語語り」は

昔の映画について色々と

話したけど


やっぱり自分としても

記憶が新しいうちに

興奮冷めやらぬうちに

感想を話していきたいなってことで…


また今回から

最新作をメインに

語っていきたいと思った次第です!!


…こう自分の考えが変わるほどの映画だった

それ程までにこの映画は良かったです


それにみんなも

タイムリーな映画の方が

興味あるでしょ?笑


またどうしても話したくなったら

昔の映画について書くかも


と言うわけで

締めの言葉を……



この記事が誰かの日常のほんの一部分にでもなりますように


またいつかのブログでお会いしましょう

ではまた👋