ポツダム宣言の裏で内閣に何があったのか、を史実に基づき描いた作品です。
1967年版もありますが、私が見たのは2015年版。
なにぶん知らない話ばかりで。。。
いろんなレビューにも書かれていましたが、特にクーデターが起きかけていたという話はあまり目にしたことがない情報だったように思います。
松竹渾身の一作
役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山﨑努 と重さのある俳優陣が
実在した人物たちを見応えたっぷりに演じていきます。
監督・脚本は原田眞人さん
2時間超は正直長いなと思っていたのですが、たった数日間の出来事なのに物凄く事態が動くのと
それぞれの信条と感情がぶつかり、揺れ動く場面が多かったので
追うのに必死で気がついたら見終えていました。
終わらせることの難しさについて考える経験にもなり。
机上で責任者たちが話し合っているその裏で犠牲になった沢山の人々のことも想うと、戦争というものの重さを思い知らされるような気がしてなりません。
もうすぐ戦後80周年
かなりセリフが難しい部分がありますが、雰囲気だけでも追えるかと思います。
ところどころ調べたりしながら観るのもひとつ。