善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]
アルバトロス (2007-08-03)
売り上げランキング: 16862
アカデミー賞外国語映画賞を受賞、この第一級のサスペンスはベルトリッチの『暗殺の森』やコッポラの『カンバセーション・盗聴』のように、カー・チェイスよりも人間ドラマ志向だ。舞台は東ベルリン、時は1984年。すべては単純な調査の任務から始まる。ゲルド・ヴィースラー大尉(抑えていながら深く感情を込めた演技のウルリッヒ・ミューエ)は国家保安省シュタージの一員。この手の仕事のスペシャリストだ。有名な劇作家ゲオルク・ドライマン(セバスチャン・コッホ、『ブラック・ブック』)とその恋人で女優のクリスタ=マリア・ジーラント(マルティナ・ゲデック、『マーサの幸せレシピ』)を監視することになる。ドライマンはブラックリスト入りしている演出家アルベルト・イェルスカ(フォルカー・クライネル)のような反体制派と関わりがあることで知られているが、記録には傷がない。だが、この実直に見える市民を監視する隠れた動機がヘムプフ大臣(トーマス・ティーメ)にあることがわかり、すべては一変する。すなわち、この監視には個人的な理由があったのだ。こうしてヴィースラーの共感の対象は政府から国民へ――少なくともこの一個人へと移行していく。危険は承知の上で、ヴィースラーは特権的な立場を利用しドライマンの人生を変化させる。ここでヴィースラーがおこなう神のような行動は些細で誰にも知られないものかもしれないが、すべてに大きな影響を与えるかもしれない。ヴィースラー自身に対しても。監督・脚本のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクは単純な設定から始めて、複雑な状況と感情的な関わりへと発展させ、見事な長篇第1作を展開させる。3つのエピローグはどう考えても多すぎるが、『善き人のためのソナタ』は全編にわたって気品があり、混乱のない映画だ。ヒューマンドラマの傑作。




レイチェルの結婚 [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2009-11-04)
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【ストーリー】
キムは過去10年、麻薬中毒者の更生施設の入退院を繰り返していた。
そんな折、姉レイチェルの結婚式に参加するため一時的実家に帰ってきた。
キムは自分の存在が家族のバランスを崩すことを痛いほど分かっていた。
しかし孤独感や消えない心の痛みのせいで、やはり今回も家族とぶつかってしまう。
結婚式という音楽と愛が満ち溢れる温かいムードの中、緊張で張り裂けそうになる一家。
そんな家族の1人1人をつないでいるのは、見えない家族の絆だった。


家族って唯一無二で、近いからこそ壊れやすく、
そして逃れることができない。


この映画もアン・ハサウェイの演技が、素晴らしいです。

全体的に家庭用ビデオで撮影したような演出がしてあって、誰もがどこかに自分を投影して共感できるように作り込まれています。一見ラフなように思えて、計算しつくされた演出に思えました。

アン・ハサウェイのボブカットが印象的ですが、たった1、2日の出来事を描いている割には、髪伸びすぎ・・・と若干気になりました。
ラスト近辺のあごのラインで綺麗にそろっているボブが最高です。





ラブ&ドラッグ [DVD]
ラブ&ドラッグ [DVD]
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012-03-02)
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<ストーリー>
火遊びが祟って仕事をクビになったプレイボーイのジェイミーは、製薬会社のセールスマンとして働き始める。ある日、パーキンソン病を患いながらも奔放に生きるマギーと出会い、早々にベッドイン。二人は“体だけの関係”を約束に付き合い始める。そんな中、ジェイミーは新薬のバイアグラを売りさばき、一躍トップセールスマンとなる。仕事もマギーとの“関係”も絶好調のジェイミーだったが、彼女に対して特別な感情を抱いている自分に気付き……。

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パッケージの写真とタイトルから、もっとバカっぽい、ラブコメディかと思っていました。

扱っているテーマは意外と重く、仕事観、恋愛観、結婚観、生死観というところを
結構直球で攻めてきます。

アン・ハサウェイの体当たりかつ、ナチュラルな演技がとてもいいです。
ほんと綺麗な人ですね。

存在自体の透明感というか、折れそうに儚い役どころがぴったりです。

I LOVE YOU の重み。ぐっときました。 




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映画ログをつけ忘れてました。久しぶりに劇場で観賞。

メリル・ストリープのための映画。
そのなりきり方と、幅広い年齢の演じ分けは素晴らしい。

鉄の女として、フォークランド紛争突入への決断をするあたりの、
国際情勢の予備知識が豊富であれば、もっと楽しめたと思います。


老いていくことの恐怖をじわじわ味わいました。

エンジェル ウォーズ Blu-ray & DVDセット
ワーナー・ホーム・ビデオ (2011-08-12)
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家族を失い、継父によって精神病院に入れられてしまったベイビードールは、5日後にロボトミー手術を施されることになってしまう。人格破壊から逃れるため、同じ病院の患者の少女たちと協力して、脱出のための5つのアイテムを集めるための戦いを挑む。


かなり日本的カルチャーの影響を受けた作品。
サイコスリラーっぽい実写の部分と、オタクSFっぽいCGの部分の組み合わせが独特。
好きな人は、スゴイ好きなんだろうな・・・。

画像は綺麗です。

ロボトミー手術、ってあんな道具であんな風にやるんだ・・・。
というのがいちばんの衝撃だったかも。。。

閲覧注意↓
前部前頭葉切截 ― ロボトミーは"悪魔の手術"か

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明日、君がいない [DVD]
アット エンタテインメント (2008-01-25)
売り上げランキング: 60573
その日もいつもと同じ1日のはずだった。父の期待を一身に担う兄マーカスと、兄に脅える妹メロディ、マッチョを気取るスポーツマンのルーク、孤立するゲイのショーン、ルークとの結婚だけを切実に願うサラ、いじめられても卒業まで3ヶ月の我慢だと自分に言い聞かせるスティーヴン。心が壊れてしまいそうな秘密を抱え、誰もが窒息寸前だ。やがて、午後2時37分、校舎の片隅でひとつの若い命が消えようとしていた…。


息がつまりそうなほど、苦しい。

エリック・サティのジムノペディの旋律が、いつまでも心に残ります。


賑やかな学園生活の中の、やるせない寂寥感。

行き場のない感情。ほとばしる激情。

尾崎豊の歌詞の世界を少し思い出しました。


映画的には、同じシーンを別の角度から繰り返し描く手法が印象的。
このパターンの撮り方の映画、好きなのが多いです。
(小説でもこの描き方好きです)



モンスター上司 ブルーレイ&DVD セット【初回限定生産】
ワーナー・ホーム・ビデオ (2012-03-02)
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仕事帰りにバーでグチをこぼす、独身三人組。出世を目指し、上司ハーケンのどんな理不尽な要求にも耐えてきたニックだが、ある日、出世が永久に実現しない事を知る。結婚を控えた歯科助手のデールは、女医のセクハラに耐えているが、我慢も限界に…。経理を担当するカートは、新しい経営者のボビーがとんでもない男で、会社を潰そうとしている事に気づく。ある夜、酒の勢いも借りて、3人は上司たちを“排除”する計画を立てるが…。


期待以上に面白かった。

出演陣が豪華!

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この3人以外にも、ジェイミー・フォックスもいい味だしてました。

やっぱり、ケビン・スペイシーの演技が、コメディ映画にはオーバーすぎるほど、
迫真に迫っていて、作品のクオリティを高めてます。



カンパニー・メン [DVD]
Happinet(SB)(D) (2012-03-02)
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ストーリー:ボストンに本社を構える総合企業の販売部長として必死に働いてきたボビー(ベン・アフレック)は、ある日突然リストラを宣告される。すぐに再就職できると考えていたボビーだったが、現実は想像以上に厳しく解雇手当は底をつき、車も家も手放すことに。そんな中、工務店を営む義兄のもとで大工として働き始めた彼は、自身の生き方を見つめ直していく。


いやー。つらい映画です。
かなりへこみます。
というか、不安になりますね。

誰もが、いつ転ぶかもわからない、企業のリストラ。
再起の難しさのリアリティがありすぎて、寒くなります。


ケビンコスナーの大工仕事がものすごいサマになっていて、びっくりしました。



赤ずきん ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2011-10-19)
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ストーリー:赤ずきんことヴァレリー(アマンダ・セイフライド)は木こりのピーター(シャイロー・フェルナンデス)と愛し合っていたが、ヘンリー(マックス・アイアンズ)との婚約を親が勝手に決めてしまう。ある満月の夜、ヴァレリーの姉が何者かに惨殺され、魔物ハンターのソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)は人オオカミのしわざだと宣告するが……。


アマンダ・サイフリッド(セイフライド)が魅力的です。
赤ずきんの衣装が、白い肌によく映えて、コントラストが美しい。
目がものすごく大きくて、吸い込まれそうです。

この女優さん、マンマミーア、ジェニファーズ・ボディ、ジュリエットからの手紙、最近では、TIME/タイムと、よく見ます。どれも好感度高いですね。
名前が難しいので、なかなか覚えられません。

映画は、ちょっと登場人物の印象付けや個性の際立たせ方が弱く感じました。
衣装とか、セットとかの作り込み精度は高いですね。


私がクマにキレた理由 (特別編)〔初回生産限定〕 [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2009-11-06)
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ストーリー:ステキなエリートを夢見るアニー(スカーレット・ヨハンソン)は、ひょんなことからマンハッタンのゴージャスなマダム、ミセスX(ローラ・リニー)に雇われ、彼女の幼い息子の面倒を見るベビーシッターとして働くことに。しかし、自由なニューヨークの生活を夢見ていたアニーは、自分勝手なセレブ一家に24時間振り回されるハメになる。


なにげに良い映画でした。
スカーレットヨハンソンが、キュート。

アメリカの文化で、いまひとつよくわからないのが、この「ナニー」という風習です。
あと、近所の高校生を「ベビーシッター」で雇って、夫婦でお出かけ、とか。

どこかの施設にテンポラリーで預けるっていうのなら、まだ、わかるのですが。
バイトでできる仕事ではないと思うんですよね。子どもの世話って。