ご近所の上御霊神社では、
今年も「神幸祭」が近づいてきました。
5/1のハレの日を待つ境内には
もう、お神輿がスタンバイ
紫の「いちはつ」の花も満開になって、
平安絵巻が繰り広げられるのを
今か今かと待ちわびています
「いちはつ」というのは、
「かきつばた」によく似た花ですが、
水辺ではなく陸地に育つそうで・・・
なんでも、昔は
御霊神社の周りに、
賀茂川から水路が引かれていて、
それが「今出川」となって、
京都御所まで流れていたそうです。
そして「かきつばた」が
御霊神社の水路の周りに
群生していたそうで・・・
ちなみにあの国宝
「燕子花図」を描いた
琳派の祖として有名な
尾形光琳さんは、
御霊神社から50メートルくらいの所に
お住まいだったとか
だからきっとあの有名な絵は、
御霊神社のかきつばたを
ご覧になって描かれたのかも???
現在、その水路は
埋め立てられてしまいましたが、
神社の氏子さんたちが
当時を偲んで
かきつばたによく似た
「いちはつ」を植えたそうな・・・
By the way............
(2022年5/1撮影)
お祭りの方といえば、
昨年は雨模様でしたが、
牛車も出たし(マジで牛が引いていた)
(2022年5/1撮影)
馬さんも登場!!
(2022年5/18撮影)
還幸祭の時は、
雅楽でよく聞く和楽器の音が、
平安絵巻を盛り立てていて、
引っ越してすぐの時だったので、
自宅のそばで
こんな時代イベントが
見られるなんて!!!
と大感激したのでした。
今年は良いお天気に
なってほしいですわ
最高最善