今日は小雨の降る中、
1/8から東寺で行われていた
「後七日御修法」の結願日
後七日御修法(ごしちにちみしほ)とは、
国家の安泰や世界平和を祈願する
真言宗最大の大法です
唐の高僧が皇帝のために
行っているものにならい、
弘法大師空海様が834年に
宮中の真言院で始めたのが最初で、
それから綿々と続いているものです
真言宗十八本山の大僧正と、
各山の高僧15人が、
1/8から一週間、
一日3回、
「国家の安泰と、
国民全ての人々が
幸せになりますように」
と、心を込めて
ご修法してくださいました。
で、、、
今日はその結願の日、、、
修法の行われた
灌頂院から出ていらっしゃる
各山のトップの方々の行列が
静かに玉砂利を進んでいきます。
なかなか見ることのできない
光景でしょう!!
本来は修法の終わった灌頂院の
見学が許されるのですが、
コロナ禍ゆえ一般の見学は
残念ながらNGでした。
しかし、
この行列を拝見できただけでも、
有難いことだと思います。
さて、、、
今年は弘法大師空海様ご誕生より
1250年になります。
平安時代、仏教は
何より「鎮護国家」が大命題でしたが、
令和のこの時代においても、
「鎮護国家」、そして
「世界平和」を祈ることが、
どれほど重要なことなのかと、
改めて考えさせられました。
世界から戦争がなくなりますように。
そして人々の心が鎮りますように。
私もささやかながら、
毎日お祈りさせていただいております。
この思いが届きますように。。。
神様、仏様、
お導きください。
最高最善