「東大寺」を建てた聖武天皇の娘、
称徳天皇が建立したのが
「西大寺」です。
京都では
「東寺」は現存しているに対し、
「西寺」は焼失してしまいましたが、
奈良では
「東大寺」も「西大寺」も
現存中
ただ、東大寺ほど
観光化されているわけではないので、
訪れる人もそれほど多くなく、
お堂の係の方と
かなり詳しくお話しを
させていただくことができました。
「西大寺」には
弘法大師様の像があったので、
尋ねてみると、、、
最初、西大寺は
真言宗のお寺としてスタートし、
東の東大寺に対する
西の大寺にふさわしい官大寺でしたが、
(これは京都の東寺・西寺の関係と同じですね)
平安時代に再三の災害に遭い、
大伽藍も昔の面影を留めないほど
衰退してしまった。。。
その後、鎌倉時代に
興正法師がこの寺を再興した際、
真言宗よりさらに戒律の厳しい
「真言律宗」の根本道場として
伽藍を整備されたそうです。
それで、
お大師様の像の横に
興正法師様の像が
あったんですねー
境内の中央部に
「塔」の台座が残っていて、
その規模から
「大きな塔が建っていたんだろうな」
と、思いました。
さて、建立者の「称徳天皇」。
即位期間は短かったですが、
女性天皇だったのですよね
昔の方が
ジェンダー平等だったかな笑
最高最善
