少し前のブログで、夏はクールダウンさせることが養生のポイントとお伝えさせて頂いています。

今回は、もう一つのポイント、薬膳的にできることをお伝えしたいと思います。

それは、「苦味を取り入れる」です。

苦味というと薬膳では陰に分けられる味になっています。暑さによる火照り、のぼせ、気持ちの高ぶり、などを落ち着かせてくれるんですね。

苦味には利尿作用を持つ食材も多いんですけれど、尿を出すことで身体の熱も外に出していき、熱症状を落ち着かせます。

飲み物でしたらお手軽かなぁと思います、緑茶やカモミールティーがおすすめですよ♪

身体の陰陽バランスを取るために、過剰になっている熱症状を取ることは必要なんですけれど…

40歳以降の方には気を付けて頂きたいことがあるんですね。

40歳を迎える頃からの身体はというと、個人差はありますが身体の水（潤い）が少なくなってきて身体の熱を冷ますのが難しくなってくるんですよね、

「暑い」と感じやすくなります。

陰陽のバランスを図にすると下記のようになりますけれど、夏の季節は気温が高いのでより陽が増えてきますね。

熱症状が過剰になりやすくなる。

この陰陽バランスを整えるには、身体の余分な熱を取ることにプラスして、身体の潤いを足すことが必要になってくるということです。

潤いを足してくれるおすすめの食材は、山芋、エリンギ、白きくらげ、イカ、貝柱、牡蠣、かに、ぶり、鴨肉、豚肉、鶏卵です。

取り入れやすい物からお試し頂けたらと思います。

苦味のゴーヤ、潤いを足してくれる豚肉、鶏卵を使ってゴーヤチャンプルーはおすすめな組み合わせになりますね。

いかがでしょうか～♪

お知らせ

zoom薬膳の基礎講座（全4回）8月24日（土）から開催します

【東洋医学】健康・養生zoomカウンセリング受付中
（気血水をしっかりと作れる・使える身体作りのお手伝いをさせて頂いています。）

夫の会社のブログも書いています⇒㈱平井薬品商事ブログ
こちらもお読み頂けると嬉しいです♪

夏の養生のポイント②