植物は、冬の間は葉を落とし、植物自身が栄養を蓄えながら来春に芽吹くための準備をしている、といいますけれど、
個人的には、目に見えている部分、枝だけになった木の姿を見ると、寒さが強調されるような、なんとなく寂しさを感じることがありました。
でも、今日、ふと思ったんですよね。
私が見ていたのは、目の前にある「木の姿だけ」だったんだなと。
少し離れ、空や地面、木の周りにあるものと一緒に見た時には、木の葉が落ちて枝だけになっていることで、日の当たる場所が増えていることに気が付きました。
(やっと⁈ともいえますけど。笑)
冬の季節は陰陽で見てみると、陰の気が多い季節です。
私達は太陽の光を浴びることで陽の気を受け取ることができますが、私達が陰に傾き過ぎないように日がよく当たるようになっているのかも⁈って思ったんですよね。
(夏は暑くて陽の気が多い季節なので、木の葉は生い茂り、日陰を作ってくれていますしね。)
そう思うと、私が感じていた寒さや寂しさというものから、私の身体の陰陽バランスを整える助けになっていて有難いなぁという気持ちに変わってきまして。
視点が変わると受け取るものが変わる、ってことですね〜。
そしてまた改めて、私達は自然の一部だと思えることでもありました。