先日お友達の家から帰るとき、こうたんが突然、



今日の夜ご飯はステーキにして


と言い出した。


「あら、それはいい考えね、じゃあ今からお肉買ってきましょ」


なんてハナワくんちのようにはいきません。


ということで、


『今日のご飯はもうきまってるの。だめ!』


と答えると、こうたんは


『じゃあ、僕だけお店で食べてくるから、ママ、車でステーキやさんまで連れて行って』


・・・。


ステーキやさんなんて言ったことないのに・・・。ふざけたことを・・・。



断固却下すると、こうたんは『僕お肉だいすきなのに、ママのいじわる・・・』なんてつぶやきながら、遅い昼寝に突入してしまいました。





で、夜ご飯が出来上がったころに起きてきたのですが。


さばの塩焼き・キャベツとミンチのトマト煮こみ・温野菜のチーズソース


という、ステーキとはかけ離れたメニューを見たこうたんは、


『僕が好きなものが一個もな~い~』とおお泣きしていましたが、


このまま泣き続けても、魚がステーキに変わる奇跡はおきないと悟ったのか、


あきらめ顔で黙々とさばを食べてましたA=´、`=)ゞ




こうたんは、お肉も好きだけど、お魚も好きです。


でも、丸ごと一匹の姿焼きを出すと、お魚の目におはしやフォークを突き刺します(-。-;)


『何でそんなことするの~?』と聞くと、


『だって目が怖いんだもん』との答え。


君の行為の方が怖いよ(・・;)





れいれいはというと、お魚の身をつかんで、魚のクチにもっていって『あ~ん』なんてやってます。


こちらもある意味残酷ですね(^^ゞ





みおっちはというと、昨日はさんまを目の前にして、お魚の頭や目は食べれるかという話をしていたら、



その目、くりぬいてみていい?』と聞いてきました。


『なんで?』


と聞くと、


『興味があるから。』だそうで・・・。


研究熱心というか、なんといいましょうか・・・。




ちなみに土地柄か、うちの近所は秋刀魚が安いです。


昨日はジャスコで一尾48円でゲットしてきました。


しかもおいしいんだよね~。



ということで、今回はお魚を食べる猫の話です。





11ねこ

馬場 のぼる
11ぴきのねこ

★あらすじ

11匹の猫はいつもおなかがぺこぺこ。


小さい魚を見つけて、その分け方でケンカをしていると、じいさんねこが、かいぶつみたいなおおきなさかなのことを教えてくれました。


怪物みたいな魚を捕まえに、旅に出る11匹の猫。


大激戦の末、やっつけて捕まえることができました。


あまりに大きな魚なので、帰ってみんなに自慢してから食べようということになり、いかだに魚をくくりつけて帰路につきますが・・・。


このあと、楽しい結末が待ち構えています★


★読み聞かせ方


うちの子たちは、11匹の猫シリーズがだいすき。


猫たちのでたらめな行動が面白く、何度も読んでしまいます。


『ニャゴニャゴ』『ゴロニャーン』というせりふがよくでてくるので、そこは子どもたちも声を出してリズミカルに読めました。


また、猫が魚と格闘するシーンでは、猫と一緒に絵本を動かして、戦いぶりを表現しました。


みおっちは、他には『11ぴきのねこ ふくろのなか』なんかがだいすきです。


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先日はこうたんの幼稚園の遠足で動物園に行ってきました。


もちろん、魔の2歳児、れいれいも連れてね(-。-;)


予想はしていましたが、それはもう、大変な体力勝負でございました(;´▽`A``


楽しくてあちこちに行くものだから、見失いまくりで、一人を捕まえると、もう一方がいなくなるし(T_T)


ふらふらになって家に着いたら、こうたんが『今から公園に行きたい!』


何をおっしゃいますやら、今からお昼ねするんだよ!!という母の叫びも、帰りのバスで熟睡して体力を回復してしまった4歳児と2歳児には通用せず。


夕方まで公園で遊ぶはめになりました・°・(ノД`)・°・もうグッタリ・・・



結局この日はちゃんとした昼寝もせず、いつもと同じ夜9時にやっと眠ったれいれいだけど、まだ2歳児なんだから、昼間に1時間でもいいから寝る習慣をつけてほしい(じゃないと、母がもたない!)




ということで、最近はお昼ご飯のあと1時ごろからベッドに入って、強制的に昼寝をさせようとがんばってます。



無理やり昼寝させようとした1日目。


ベッドでれいれいを抱きかかえるようにして寝ながら、『ねんね~』と子守唄を歌って寝せようとする私。


れいれいは、しばらくおとなしくしてたのだけど、いきなりむくっと起き上がる。


そして近くにあった人形をとり、自分が寝ていたところに寝かせて、『じゃ、バイバイ~』と階下に去っていってしまいました・・・。



どうもれいれいは、


『その人形があれば、ぼくがいなくてもママ、一人で寝れるでしょ』


といいたいらしい。


いやいや、ママの昼寝じゃなくて、れいれいに寝てほしいんだってば!!




しかし、れいれいを昼寝させる前に私が寝てしまうことも確かによくある。


先日はれいれいがまだお昼ご飯を食べているときに、ソファでうつらうつらと寝てしまった私。


なんだか、れいれいの『あ~ん。あ~ん。』という声で目覚めてみると。


どうやら、自分の残した目玉焼きを私に食べさせようとしていた最中らしく。


私は寝ぼけまなこの状態でにクチの中に目玉焼きを押し込まれ窒息しそうになりました(ノ゚ο゚)ノ



ま、なんだかんだとありながらも。


ようやく、1時半ころ(みおっちもこうたんもまだ帰ってきてない時間というのが重要)に1時間以上昼寝する習慣がつきつつあります。


この時間を有効利用したいな~。




ということで、今回は最初の動物園の遠足の話題から、この本です。


佐々木 マキ
なぞなぞライオン

★あらすじ

ある日、女の子が森できのこをとっていると、ライオンが襲ってきました。


つかまって食べられそうになった女の子は、らいおんになぞなぞで勝負して、ピンチを脱しようとします。


でもライオンのズルで負けちゃいそうになる女の子、


次は『あたしはお風呂にしばらく入ってないからとてもくさいんだから!』といって、家に帰ってお風呂に入る了承をなんとかとります。


ライオンと一緒にお風呂に入りながら、再びなぞなぞ勝負。


女の子は無事ライオンに勝つことができるでしょうか?


★解説

小学1年生になったみおっちに、そろそろ絵本じゃなくって、読み物中心の本を、と思い図書館で借りてきました。


といってもこの本は楽しい挿絵もたくさんあるし、お風呂を沸くのを待っている時間に読めちゃうくらい、お手軽で読みやすい本でした。


みおっちは一人であっという間に読んじゃい、そのあと、私がこうたんとみおっちに読んであげました。


(れいれいにはまだ無理のようでした)


女の子がライオンをああだこうだと口車にのせて、食べられるのを免れるところがとても楽しいです。


何個かでてくるなぞなぞも、友達と出し合うのに使えるようななぞなぞではないのだけど、答えがとても面白く笑っちゃいます。


他にも蛇に襲われて、早口言葉で勝負して切り抜ける『へびははやくち』と、同じくサイに襲われてしりとりで勝負する『しりとりなサイ』の合計3作品が入っています。



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ご無沙汰しております。


怒涛のように忙しかった3月・4月を乗り越え、ようやくブログに復帰する精神的余裕が生まれてきました。


何度もアクセスしてくださった方、どうもすいません。



ではでは、早速いつものブログに入りたいと思います。


今回は、寝かしつけのお話。


masaco版・ももたろうということで。。。




寝る前にももたろうの話をしてほしいというこうたん。


ふつうのももたろうの話は何度もしているので、今回は子どもたちを主人公にしたももたろうのお話をすることにしました。


それぞれの好きな果物を選ばせ、


みおっち→いちごから生まれたいちご姫


こうたん→バナナから生まれたバナナ太郎


れいれい→りんごから生まれたりんご太郎


というキャラクターを設定。


バナナだけ細長いので、中に入っている姿を想像すると、なんか笑えますが( ´艸`)


しかし、本家の桃太郎にしても、果肉って赤ん坊と一緒に入ってたのかしら?


桃太郎はモモの種の位置に入ってたのかな~。だとしたら、生まれたとき甘い汁まみれだったのかなあ。蟻たかりそうだな。


と、まあ、そんなどうでもいい疑問はおいておいて、話を先にすすめましょう。



3人はお約束どおりすくすくと成長して、やがて鬼退治にでかけます。


本家桃太郎はきびだんごをもっていきますが、3人は何をもっていく?



みおっち『私はいちご!だっていちご姫だもん!』


それはあまりにひねりがないような・・・。


桃太郎だって桃もっていったわけじゃないしね~。


ということで、ちょっとアレンジして、いちご大福をもっていくことに。



こうたん『ぼくは、ライオンの肉をもっていく!』


・・・ライオンの肉?


それは、どこにいけば手に入るんだ?


鬼退治の前に、おじいさんとおばあさんがライオン退治にいかなくては手にはいらんじゃないかい。


それに、『おこしにつけたライオンの肉、ひとつ私にくださいな♪』とおともになってくれる動物がいるかいな?


などと、数々の突っ込みはあるものの、まあ、ライオン好きのこうたんの意見を尊重することに。


れいれい→好物のとろろこんぶおにぎり


昆布好きな福井出身の私の影響で、れいれいはとろろこぶもしおこんぶもだいすきなので、このチョイスに。



ということで、もって行くものも決まり、鬼退治へ出発!


次は犬・きじ・サルのかわりに、お供になってほしい動物はなに?


みおっち『私はぷーも!』


『ぷーも』とは、お気に入りのくまのぬいぐるみ。


それを説明するために、自分の部屋までそのぬいぐるみをとりにいったみおっち(;^_^A


いやいや、むくっと起きて活動させるなんて、寝かしつけのための話としては失敗のような・・。


まあ、楽しそうなのだからいいか。


こうたん『ぼくはらいおん!』


う~ん・・・。


ライオンの肉をえさに、らいおんにお供になってもらうのかい?


鮎釣りのように、共食いをさせるのか・・・。


それはそれで、ドラマが生まれそうだな・・・。


れいれい『へんし~ん!れんじゃ~!!』


と、近くにあったゲキレンジャーの絵本を指差す。


お供が戦隊ヒーローか~。


どちらかというと、お供がメインになっちゃって、桃太郎が霞むような気も・・・。




ということで、一応お供も決まり、みんなで鬼退治(鬼は、ジャマンガとか、ショッカーとか、特撮モノの悪者にしました)にでかけ、


悪者をやっつけ(ここでみんなで必殺技を連呼。こうたんとれいれいは、飛び起きて、実際パンチやキックしてました)


金銀財宝をもらって、めでたしめでたし、で終わりました。




ということで、今回は、ライオン好きのこうたんにちなんだ絵本です。


マルタン
くるりんぱ〈1〉なんになるの?

1つの絵が、さかさまにすると別の絵にみえるという、だましえの絵本です。


どっちからみたときでも、なんの絵にみえるかヒントになる文章もついているので、わかりやすいです。


書評には、『読み終わったら、本をくるりんとさかさまにすると別の絵本になる。』とありましたが、


我が家では、ひとつのページをみるたびに、さかさにしたり、元に戻したりして変化を楽しみました。


ちなみに、表紙の絵は、ライオンと、てんとうむしにみえますよね!


ページをめくるたびに、3人がくちぐちに『きりんだ!』『ねこだ!』『わんわん!』と叫ぶので、そのあとに、答えあわせのように、


『きのうえまでくびをのばすの?』などという文章を読みました。


でも、間違ってたとかあってたとかは関係なく、楽しめる絵本です。


姉妹編や続編もあるので、みてみようと思います。





さて、久々の更新がやっとできました。


これからも不定期ですが更新していきtくぃとおもってますので、どうかよろしくお願いいたします。



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この春、みおっちが小学校へ入学、こうたんが幼稚園へ入園します。


ということでその準備に大忙しな毎日。


なかでも、やはりお名前付けが大変なんですよね~。



まず最初にとりかかったのは、みおっちの『算数セット』。


私が小学校のときもありました、これ。


おはじき一個一個にまで名前をつけるという細かい作業が必要です。


といっても、最近の算数セットは、名前が印刷されたシールがセットでついてくるので、便利なのですが。


でも、名前をつけるものの数は多いので、それなりには時間かかります。


ということで、夜中子どもたちが寝静まってから、パパと一緒にお名前付け、スタート!!



おはじきなど細かいものは、爪楊枝をつかって、シールをはってきます。


あまりにも地味な作業なので、パパは、『♪地味、地味、地味な作業はお名前づけ~』なんてわけのわからないオリジナルソングを歌ったり、


『ほんとにこんな細かいのまで名前つけるの?』なんて何度も確認したり・・・。


さいころに名前シールをはりながら、


『ひとつの面だけにシールはったら、さいころの目のでる確立がぜったい偏るやないかい!』と一人で突っ込んで怒ってました。


いやいや、ギャンブルに使うわけじゃないし、多少ある目が出やすくなっても、別にいいじゃあないですか~。


あと、球体の積み木のようなものがあったんだけど、それにシール貼るのも苦労してました。


どうやっても、まっすぐ貼れず、よれちゃうもんね。




こんな感じでおしゃべりしたり、DVDを見たりしながら(ダビンチコードを見ました)、みおっちのおなまえづけはほぼ終わりました。


後日みおっちに、


『算数セットのお名前はもうつけたよ』と言ったら、


『じゃあ、国語セットはまだ?』なんて聞かれました。


そんなのないって。


ていうか、教科ごとにセットがあって、全部名前付けしないとだめだったら、体力もちません~。





さて、一方こうたんのお名前づけは。


幼稚園の方針で、名前の他に、一人ひとり特有の決められたマークをかかなくてはなりません。


ちなみにみおっちは★マークで描くのが簡単でしたが、中にはケーキマークとか、飛行機マークとか、描くのが大変なものから、手袋マークとか、ドーナツマークとか、なんか微妙で何描いたからわからなくなるものまで多数あります。


こうたんのマークはボール。



たぶん、野球のボールのマークです。



描くのは簡単なんだけど・・・テプラにはそのマークは載ってなかった・・・。


描くの大変だから、テプラかおうと思ってたのに・・・。



なので、かわりにパソコンで印刷できる、ラベル用紙を買いました。


耐水のラベルも作れちゃうので、結構便利です。(→くわしくは、こちら




で、先ほどこうたんのお名前付けをほぼ終えたのですが。


そこで思ったこと。


みおっちの名前は、ひらがなで二文字。


一方こうたんの名前は、ひらがなで5文字。苗字とあわせると、9文字・・・。


長いよ!って、私たちがつけたんだけどね。


こうたんの名前、気に入っているんだけど、お名前付けにはみおっちの2.5倍ほど大変だったりします。



あとは、そうそう、こうたんの絵本バックと、上靴いれと、体操着入れるリュックを作らなくては・・・。


て、大変なのが残ってるんだよね、まだ。


明日できるかな~。



ということで、今回の絵本は、長い名前といえば、この話しかないでしょう~。



川端 誠
落語絵本 じゅげむ

★あらすじ

とある家に男の子が生まれ、名前をつけるのにあれこれ迷ってました。


そこでお寺の和尚さんにおめでたい名前を聞きに行った男親。


おめでたい名前の候補をいくつももらってきました。


しかし、その中から選ぶのも迷ってしまった男親は、その候補をすべてつなげた名前をつけることにしました。


それが、


じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょのすいようまつうんらいまつふうらいまつ、くうねるところにすむところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーのちょうきゅうめいちょうすけ


という名前です。


これだけ名前が長いと、いろいろと面白いこともおきまして・・・。


お祝いにくる近所の人がみんなで集まって、名前の練習をしたり、


名前を読んでいないいないばあをしているうちに、赤ん坊が寝ちゃったり・・・。


それでも長い名前をつけられた赤ん坊はすくすく育ってやんちゃな男の子になりました。


ある日、お友達とけんかしてこぶをこしらえたじゅげむ(以下名前省略)。


それを見た近所のおかみさんが、じゅげむのおうちにそのことを知らせますが・・・


また名前の長さゆえのことが起こります。


さて、どんなことが起きたのでしょうか?



★解説

NHK教育の『にほんごであそぼ』で、子どもにもなじみがあるじゅげむの話。


この絵本では、じゅげむの長い名前のそれぞれの意味もちゃんと解説してあって、大人も子どももなるほどと楽しめます。


『じゅげむじゅげむ・・・』という長い名前のせりふは、みおっちも一緒に唱えていってました。


やはりテレビの力はすごい。


あんな長いお経のような言葉が、小さいこの中にインプットされるんですもんね~。


川端 誠さんの落語絵本のシリーズは、絵本として読むのも十分面白く、落語の雰囲気もなんとなく伝わってくる秀逸な作品です。


うちの子は『まんじゅうこわい』なんかもお気に入りでした。



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先日、思いがけず図書カードが手に入ったので、前からほしかったこの本を買いました。


きむら かよ, 晶子, 鳥越 美希
e mook『絵本からうまれたおいしいレシピ ~絵本とお菓子の幸
きむら かよ, 晶子, 鳥越 美希

ぐりとぐらのカステラとか、ハイジの白パンとか、若草物語のブラマンジェとか、絵本を読んでいておいしそう!食べてみたい!と思っちゃうお菓子やお料理のレシピがかかれた本です。

食べ物がでてくる絵本のワンシーンも収録されていて、眺めているだけでうれしくなっちゃう本です。




なかでも、私が作りたかったのは、ヘンデルとグレーテルにでてくるおかしのいえ!!


ビスケットやウェハウス、マシュマロなんかをくみあわせて、アイシング(レモン汁に粉砂糖を練りこんだものらしいです)でくっつけて、お菓子の家を作るのです。


市販のお菓子を作るので簡単そうだし、何よりも作るのが楽しそう!!


てことで、子どもたちに、『ねえねえ、このお菓子の家かわいいと思わない?』と本をみせてみました。


『おいしそう!』『作ってみたい!』『じゃあ、今度作ろうか。』


こんな会話の流れを期待していたのですが・・・。


みおっち『う~ん・・・。見た目よりおいしくなさそうだよね。』


・・・(@ ̄Д ̄@;)


なにその、冷静なコメントはΣ(゚д゚;)


確かにうちの子たち、市販のクッキーやビスケット類はあまり好きではなく、どちらかというとおせんべいやおかきが好きという、枯れた味覚の持ち主なんだけどさ。



あ、そういえば、何年か前、雑誌に載ってたレシピで『機関車ケーキ』を作ったんだけど、これも市販のビスケット(確かオレオだったと思う)を汽車のように並べて、チョコレートクリーム塗るだけという簡単なものだったんだけど、クリームがサンドされた甘いビスケットの上にさらに甘いクリームをぬりたくるため、やたらと甘くて食べれなかったよなあ。


子どもたちもあれを覚えてるのかなあ。





でも、せっかくだから何か作りたい私。


子どもたちも大好きな『ぐりとぐら』にでてくる、『黄色くて大きなカステラ』に挑戦してみることにしました。


作り方も材料もわりとシンプル。


まず、卵に砂糖をくわえて、泡だて器であわ立てる。


この前実家から、私が高校時代に使っていた電動泡だて器を送ってもらったのですが。


20年近く前のものなので、いくら充電しても、20回転位するととまってしまうという、根性のなさ(-。-;)


なので、あわ立ては地道に手動。


子どもたちと10秒交代で、順番に泡立てます。


といっても、みおっちはまあまあのスピードで泡立てるんだけど、こうたんはふざけて、わざとゆっくりまわすし、れいれいは、あちこち飛び散らせて、隙あらば泡だて器をクチに持っていって大胆な味見をしようとするし・・・。


その分、私がすばやく泡立てなきゃ!と10秒間を有効に使って全速力でまわしたので、肩がこってしまいました。


ちなみに、順番であわだてている人以外が、『1、2、3』と10秒かぞえます。


なぜかみんなで腰振りながら数えたりして、それはそれで楽しかったです。



『全体が白っぽくふっくらとして、持ち上げるとゆっくり生地がおちてくるくらい』になったら、あわ立て終了らしいのだけど、いまいちわからないんですよね~。


何度も泡だて器をもちあげて、生地がおちるのをみながら、みおっちに『これってゆっくりかなあ。さっきよりはゆっくりになったかなあ』なんて聞きながら(まあ、みおっちに同意を求めるのが情けないんだけど)、すすめていきました。




泡立て終わったら、小麦粉と牛乳を入れてまぜあわせ、型にいれます。


絵本では、フライパンで焼いていたんだけど、レシピではフライパンのような型に流しいれて、オーブンで焼くようになってました。


うちでは丸いケーキ型をつかおうと思ったんだけど、底板が見つからず、パウンド型とタルト型で焼くといういい加減さ(;^_^A


焼きあがるまで、ぐりとぐらの絵本を読んで待ちました。




さて、焼きあがったものは・・・。


微妙。


ふくらみがたりないかなあ。黄色じゃなくて茶色になっちゃったし・・・。ふわふわのカステラ、ってかんじでもないなあ。


やはり、泡立て方が足りなかったか・・・型が悪かったか・・・。


でも、焼きたてのパワーは強力なのか、『なんかちょっと違う感じがするよね』なんていいながら、それでもみんなでぱくぱくぺろりと全部食べちゃいました。


れいれいは、型にこびりついた茶色いこげまで齧ってたべようとしてたから、まあ、おいしかったといっていいのかな?



みおっちは、『初めて作ったんだから、こんなもんなんじゃない。』といってました(-。-;)



みおっちよ、なんでコメントがそんなに上から目線なんだ。。。



ちなみにこうたんは、『次は、ぐりとぐらが見つけたみたいな、大きな卵を作りたい!!』と申しておりました・・・。



残念ながら、卵は作るものじゃないんだな~。




ところで。


こういう絵本にでてくるお菓子なんかがメニューに載ってる絵本カフェ。


自分で開店できたら、いいだろうなあ。


ひとつきごとにテーマを決めて、今月はぐりとぐらの月、という感じで、装飾やメニューもぐりとぐらにちなんだものにして。


絵本もたくさんおいて。


子どもも遊べるスペースも作って。


なんて、いろいろ考えるんだけど、肝心のお菓子が、お分かりかと思いますが、人様に出せるようなもの作れないのよね、私。


もちろん、調理師免許なんてもってないしねえ。


てことで、とりあえずパパに頼ってみようと、『調理師免許取るきない~?』と聞いてみると・・・。


もちろん『ないよ~。なんで?』との答え。


とりあえず絵本カフェっていいと思わない~?なんていいながら事情を説明してみると、


『ふ~ん。じゃあ、ママが絵本カフェ開いたら、パパは、水滸伝食堂でも開こうかなあ。』


ちなみにパパは北方謙三の書いた『水滸伝』全19巻を愛読してます。


私は13巻くらいで挫折しました。面白かったけど。


『・・・水滸伝にでてくる料理だすの?』


『そう。魚肉入り饅頭とか、秘伝のたれで食べる鹿のさしみとか、イノシシ料理とか。。。』


マニアックすぎる~。いや、マニアックすぎて、案外はやるか?



ということで、今回はもちろん、永遠の名作、この絵本の紹介です。



なかがわ りえこ, おおむら ゆりこ
ぐりとぐら

★あらすじ

ぐりとぐらが歌いながら森をお散歩していると、大きな卵が落ちていました。


早速家に持って帰ってカステラを作ろうと思いましたが、重くて運べません。


そこで、お鍋やほかの材料を森にもってきて、その場で調理することになりました。


たまごを石でたたいて、硬いからをわり、ボールにいれて砂糖と一緒にあわだてたから、牛乳と小麦粉を入れます。


お鍋にバターをよくぬって、ボールのなかの材料をいれて、ふたをしてかまどにかけます。


いいにおいがするので、森中の動物たちが集まってきました。


そして、できあがったかすてらのおいしかったこと!


全部食べてしまい、残ったのは卵の殻だけでしたが。。。この殻でぐりとぐらは何をつくったのでしょうか?



★解説


おいしそうモノを主人公が作って食べる絵本っていうのは、それだけで、子どもをひきつけるようです。


しかも、大きい材料で、たくさん作れて、みんなで食べれるという点も楽しいんでしょうね。


子どもたちも飽きずに何度でも読む絵本です。


この絵本をよむのに一番難しいのは、ぐりとぐらの歌だと思うのですが(どんなメロディか読み手しだいですもんね)、


まあ、私はいつも適当に元気な感じで歌うのですが、


最後の『ぐり ぐら ぐり ぐら』というところでは、一緒に右肩左肩を順番に上下にゆらして、音程もあがったりさがったり、てかんじで歌ってます。


ふりつけがあったほうが、子どもたちものりやすいみたいです。


そして、今回のように、実際カステラを作りながら読むといつもとまた違ったもりあがりかたもします。


今回かすてらを食べるときは、絵本とおなじように、いろんな動物のぬいぐるみや指人形をならべて、一緒に食べるふりをして遊びました。


実際に作らないときでも、おやつたべるときにもこうやって遊んでも楽しいかもしれませんね。


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実生活の忙しさにまぎれて更新が滞っていましたが、その間にいろいろ行事がありましたね。




まず、先週の金曜日、やっとお雛様を飾りました。


もともとは私のものだった、7段飾りのお雛様。


去年もそうでしたが 、飾るときも、そのあともいろいろあります。


段飾りのお雛様を飾るには、まずスチール製の棚を組み立てます。


これが、ちょうどいい具合に、『登って頂上を征服したい!!』という気持ちをおこさせるようで。


去年に引き続き、今年もれいれいが登ろうとしてました。




『登っちゃだめ!』というと、一応いうことを聞くれいれい。


でも、赤いもうせんをひくと、


『僕のためにレッドカーペットをひいてくれたのか!』という感じでにこにこしながらまた登ろうとしてました(;^_^A


だから登るとこじゃないって。


その後みんなで人形を飾ったりしたのですが、れいれいはせっせとミニカーを飾ろうとしてました。


一応飾るところだと理解したのは進歩か?


当然のごとくミニカーは撤去して、牛車やたんすといった飾り物を並べたのですが。。。油断するとすりかえられてそうでこわいっす。





さて、せっかく飾ったお雛様、どれが一番好き?と子どもたちに聞いてみました。


こうたんの答え


こうたん


右大臣・左大臣の下に控えている3人の武将のうちの一人です。


好きな理由は『目が鋭いから』だそうで(^▽^;)


ヒットマンの採用理由のようですね。


ちなみにうちのお雛様は、ご覧のとおり、烏帽子・刀などの小物類は一切省略して飾ってあるので、仕事から帰ってきてくつろごうとしているときのいでたちで並んでいる、ラフスタイルです。



次は、れいれいの答え


お重


15体もある人形を無視して、重箱を選んだれいれい。


たぶん、おせち料理の重箱と勘違いしているのではないでしょうか。


よくこのお重をリビングの方に持ってきて、中をあけて、『な~い!』と叫んでます。


そのうち自分でご飯でも詰めそうな気がする・・・。


また、たんすのひきだしなんかも開けて遊んでます。


それを見た友人は、『格式あるお雛様なのに、扱いがリカちゃんハウスの家具なみやね』と感心して、いやいや、あきれてました。


まあ、ずっと箱にしまっているよりは、子どもと触れ合って遊んだほうがお雛様も楽しいだろうという、手前勝手な解釈で、このようなぞんざいな扱いになってるわけです。


すいませんね、おひなさま。




最後にみおっちの答えは。


おひなさま

やっぱり女雛でした。


ちなみにみおっちは、陣内智則・藤原紀香の結婚式のニュースを見て、


『なんでお雛様の格好してるの?』と不思議がっていました。

『みおっちもあんな格好したい?』と聞くと、


『したい!何月になったらできるの?』と言われました。


何月って・・・。えらく短いスパンで詰め寄ってきたねえ。




と、ひな祭りまでもう少し、こんなかんじで楽しんでます。



そしてちょっとさかのぼって、バレンタインはというと。


去年はいろいろもめましたが 、今年はわりとスムーズにことがすすみました。


みおっちがチョコをあげたのは、5人。


ママはパパにしかあげない、ということを言うと


『なんで?なんで一人にしかあげないの?』


と、軽く見下した感じで驚かれました。


なんだかちょっとくやし~い。



そして、節分はおすし食べて、ピーナツで豆まきしましたよ。


鬼の面は、みおっちが幼稚園で作ってきたもの。




oni

ピンクの髪の毛に女のこらしさを感じます。


ちなみにかぶっているのは、れいれい。


れいれいはなぜか喜んで鬼の面をかぶって、『がお~』なんてやってました。




と、こんな感じで2月は行事をこなしてきました。


来週は、幼稚園のお別れ会にあたる歌の会、その後はひなまつり、ホワイトデー、卒園式、ヤマハの発表会、入学式、入園式・・・と、いろんなイベントが控えてます。


のりきれるかどうかいまいち不安ですが、なんとかがんばるぞ~。



ということで、今回は(強引に)節分にちなんじゃって、鬼の定番の絵本を紹介します。


浜田 広介, いもと ようこ
ないた赤おに

★あらすじ

あるところに心のやさしい赤おにがいました。


人間と仲良くしたいと思っていましたが、人間たちは鬼というだけで、気味悪がって近寄ってきてくれませんでした。


落ち込む赤おにをみて、友人の青おにはある提案をしました。


青おにが村で暴れて、それを赤おにがこらしめる、といった芝居をうてば、村人たちは赤おにを信用するだろう、というのです。


その作戦がうまくいき、赤おには村人と仲良くなることができました。


でも、赤おににやられるふりをして、頭にこぶをこしらえて逃げていった青おにのことが、どうしても気になります。


ある日赤おには青おにをたずねていくことにしました。


そこで見たものは・・・・。



赤おにと青おにのやさしさが胸にしみる名作絵本です。



★子どもたちの反応


節分だからおにの絵本を、と図書館で借りて読んでみたのですが、結構文章が多く長い。


こうたんは途中で飽きてきたのか、ブロック遊びをはじめました。


でも、『もうやめて』ということはなかったので、そのまま最後まで読み続けました。


読み終わると、こうたんが、『なんだか涙でてきそうになっちゃった。』


遊びながらもちゃんと聞いていたんですよね。


いい絵本っていうのはこうやって、全部は理解できなくても、子どもの心に響くものがあると思います。


鬼たちの勇気と優しさ、そして見返りを求めないやさしさには、切なさや哀しさも生み出すということを、なんとなくイメージで感じ取ってもらえばいいな、と思ってます。







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ママ友とのいろんな話でわかったこと。

おむつはずしは、遅いほうが、楽。


4歳近くなって、完全に意思疎通ができるようになってから、『もう、オムツやめてパンツにしようか』と話し合い、一日でオムツがとれた、という話をいろんなママから聞いた。


みおっちは2歳3ヶ月、こうたんも3歳になる前におむつがはずれたのだけど、それまでには並々ならぬ苦労がありました。


だから、末っ子のれいれいは、限界までオムツをはかせておいて、幼稚園に通う前にぱぱっととっちゃおう、と心に決めていたのですが・・・。


現在、2歳3ヶ月。


親の思惑を無視し、勝手にトイレトレを始めてしまいました(´_`。)




いや、いや、泣いてなんかいません、子どもの成長を喜んでますよ。


たとえ、おしっこのタイミングがなかなかわからないれいれいにつきあって、トイレに一日何十回も行ったりきたりしようとも、


『さっきでたから、もうトイレいかなくていいよ』と放っておいたら、自分でオムツぬいでたたみの上でされようとも、


便器にわざと足をつっこまれようとも。。。


と、いろいろあっても、子どもの成長の証と思えば、ちっとも大変じゃないです、ハイ(-。-;)



まあでも、大変な思いをしたおかげで(←やっぱ大変じゃん)、


なんとかおしっこもうんちも自分からトイレにいってできるようになりました。


遊びやテレビに夢中になっているときは、だめだけどね。



最近はおしっこは一人でもいけるようにまでなりました。


で、先日も『ち~した』(うんち、もしくはおしっこをしたということ)というので、


『じゃあ、トイレいってきて~』といって放っておいたら、なにやら『ち~した』『ち~した』を連発しながら、ごそごそやっている。


見に行ってみると、はいては脱ぎ、はいては脱ぎ捨てられたオムツがたくさん・・・。



最近買ってみた新しいおむつがものめずらしかったようで、



「うさぎさん柄のおむつはかわいいな~」


「犬さん柄のおむつも似合うかな~」


「とらさん柄のオムツもワイルドかな~」



なんて、試着気分でとっかえひっかえはいていたみたい。



いちいち『ち~した』といって、おしっこしてぬらしたことにして、履き替えるところが小細工ができるようになったというか、これも成長の証でしょうか・・・。


とりあえず、れいれいは、おむつで遊んだということで、ほっぺたびよよんびよよん伸ばしの刑に処しながら、トイレに護送。


そこでほんとのおしっこをさせ(1枚目のオムツにしちゃったようで、でなかったけど)、ちょっと履いただけでぬれてなかった残りのおむつは、もちろん再利用です。

(なんだか微妙に膨らんでしまいにくかったけど)



しかし、れいれいは自主的にトイレトレをはじめた分、上二人よりも楽にトレーニングすすめらているかな~。


やはり、トイレトレーニングはタイミングが大事なのかも。


でも、外出先で『ち~した!』なんていわれると、ついつい、おむつでしとけばいいから!といってしまう、ものぐさな母です。


ああ、もっと私も身を入れてしないと、れいれいに申し訳ないな~。




ということで、れいれいのトイレトレがこれからもうまくいくことを願って、今回は、この絵本です。




みやにし たつや
うんこ

うんこ
★あらすじ
動物はみんなうんこをします。
『きんぎょさんのうんこはね』と、くちをぱくぱくした金魚がかかれたページをめくると
『みずのなかをゆらゆらゆらりなが~いうんこ』といったように、うんこの形態が言葉と絵で説明してあります。
こういった調子で、からすや、やぎ、あおむし、ぞうなどのうんこを紹介してます。
もちろん、動物の生態を学ぶ科学絵本としての側面ももってますが、
『もっこり もこもこ おおきな うんこ』
『ゆらゆら ゆらり ながーい うんこ』
などというように、リズム感があって声に出しても楽しく、
シンプルでかわいい動物と、デフォルメされていないうんこ対比も面白く、
『次はどんな動物さんかな?どんなうんちかな』と、ページをめくるたびにわくわくする、
良質なお話絵本としても十分楽しめます。

★我が家の読み方
まず子どもたちは、タイトルを見ただけで笑い転げましたね≧(´▽`)≦

幼児期は、ほんと、うんこの話好きです。



最初にみおっちとこうたんに読んだのですが、最初の『おくちぱくぱくきんぎょさんのうんこはね』のページを読み終わったときに、みおっちからストップがかかりました。



みおっち『みんなで、どんなうんこか、紙に描いてから、ページをめくって答えをみてみよう!』


というのです。


なので、私とみおっちとこうたんが、それぞれ紙に自分の思ったうんこを描いたりして、読み進めました。


これが意外と楽しいんですよね。


クイズみたいに、当たった、はずれたって喜ぶこともできるし、何より、うんこの絵って、描いてるだけで可笑しくなります。


『あおむしさんのうんこ、こんなに小さいの?!』『ぞうさんのうんこ、僕の書いたほうがでっかい!』なんて、わいわいと騒いで楽しみました。


最後は『ぼくのうんこはね・・・』というページがあったので、それぞれ思い思いに人間のうんこを描いてみたのですが、絵本には、生々しすぎるのか、人間のうんこは描かれてませんでした。


なので、『こんど自分がうんこしたときに、描いたうんこと同じか見てみようね』としめくくったつもりだったのですが、


再びみおっちからストップが。


みおっち『今度は、このうんこの絵を、別の絵にしてみようよ!』


てことで、みおっちは、とぐろまきのうんこの絵から、クリスマスツリーを描いてました。




うんこ2  →   うんこ3






う~ん、うんこひとつでいろいろ遊べるものですね♪


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ポケモンの影響か、『進化』という言葉になじみはあっても、いまいち実態が分かっていない子どもたち。


先日テレビで、人間はサルから進化した、という内容があって、こうたんが『ぼくもお猿さんだったの?』とものすごく驚いていた。


(ちなみにみおっちは、幼稚園で絵本で読んだから知っている、とお姉さんぶっていた)



さて、後日。


また話題が進化の話になったときに、こうたんは、


『ぼく、大きくなったらお猿さんになるんだよね』


なんて言ってた(;^_^A


こらこら、先祖がえりしてどうする(^o^;)




こうたんの間違いを訂正し、ついでに、脊椎動物の進化の過程でも教えておこうかと思って、子どもたちに質問してみた。


私『人間は、サルから進化したっていってたよね。じゃあ、サルになる前はなんだったと思う?』



みおっち『サルの赤ちゃん!』



いやいや、もっと長いスパンでの生物の変化の話をしていてだね・・・



みおっち『もっと前?じゃあ、サルの卵!』


そうか~、哺乳類はまず卵を産まないという話からしなきゃだめっすか~。



ということで、魚類→両生類→爬虫類 →鳥類
                        →哺乳類


の進化のラインをおおまかに説明してみた。


すると


みおっち『あ、知ってる知ってる。だって、おたまじゃくしが進化したらかえるだもんね。』


いやいや、そこは親子関係っす。


確かに進化の生き証人的な存在だけどね。



まあ、6歳児と4歳児には難しすぎる話ではあるけど(2歳児れいれいは当然聞く耳さえもってくれなかったけど)


自分の知識を子どもに教えるって、子育ての醍醐味のひとつだと思うんだ~。


なので、これからも子どもたちが興味を覚えたことは、なるべく子どもたちに教えようと思ってます。




ということで、今回は進化ではないけど、変身する動物たちの絵本です。





ロイス エイラト, Lois Ehlert, なかがわ もとこ
エイラトさんのへんしんのうじょう


★内容

動物がいろいろと変身するしかけ絵本です。


四角や丸にくりぬかれたページをひとつずつめくっていくたびに、おんどりがあひるに、あひるがめんどりに変身!


原色の鮮やかな色遣いと、シンプルに切り抜かれた形を組み合わせると、こんなにいろんな表現ができるんだ!とびっくりします。


動物や切り抜かれた図形の名前もひらがなで書いてあるので、こどもも自分で読めて分かりやすいです。


みおっちは、いったいどういう仕組みになっているのかと、何度もページをめくったり、前のページを見てみたり、と飽きずに読んでいます。


こうたんとれいれいもめまぐるしく変わる動物にびっくりしながら見入ってました。


ただ、図形が切り抜かれているのでページが破れやすく、れいれいにはあまり触らせられません(^▽^;)


絵本の対象年齢は5・6歳から、となっているのですが、せめて4歳くらいからの方がいいかなあ。




★ちなみに・・・


最近ブログの更新が途絶えていたのは、いろんな行事や準備が重なって日中忙しすぎて、夜疲れて寝てしまう、という理由もあったのですが、忙しすぎて子どもに絵本を読んであげてなかったのです・・・。

(自分の中で紹介したい絵本のストックはあるのだけど、一度子どもに読ませてからレビューを書きたいので・・・)


これではいけない、と、日曜日に図書館で絵本をごっそり借りてきました。


すると子どもたちも私も絵本を読もうモードに突入でき、また最近絵本や紙芝居をいろいろ読むようになりました。


で、紹介したい絵本もたくさんでてきました。


また時間がとれるかぎり、いろいろ紹介していきたいです。


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先日久しぶりに好物のかぼちゃを煮ました。


子どもたちが食べやすいように小さくかぼちゃを切りながら(私以外はみんなかぼちゃが苦手なので)、初めてかぼちゃの煮物を作ったときのことを思い出しました。



それは学生時代、寮生活を始めてまもなくのころ。


なれない包丁で硬いかぼちゃを切り、面取りに悪戦苦闘し、さあ、料理本で調味料の分量を確かめようとしたとき。


大変な失敗に気づきました。


目の前のかぼちゃの分量を忘れた・・・(@ ̄Д ̄@;)


切り刻む前、このかぼちゃは1/2玉だったっけ?1/4玉だったっけ?


買い物するときに、好物だから1/2くらい食べれるだろう、いやいや、失敗するといけないから、1/4にしておこう、とさんざん迷ったこともあり、どっちを選んだのかさっぱり記憶にないのです


真剣に悩んでるところに、寮の先輩が台所にやってきました。


かくかくしかじか、と事情を話し、『これって1/2か1/4かどっちでしょうね?』と聞いてみると、


先輩は『そんなこと忘れるなんて信じられない』といいながらも、具体的解決策を明示してくれました。




『きったかぼちゃを元通り組み立ててみたらわかるんじゃない?』


う~ん、なるほど。それもひとつの手だね。


と思いながら、立体ジグソーパズルよろしくかぼちゃを組み立ててみたのですが・・・。


3個くらいくっつけたところで崩れました(;^_^A


結局調味料は、かぼちゃ1/3くらいの量として計算して煮ました。


味がどうだったか、これもまったく記憶に残ってないのですが、まあ、きっとよくもなく悪くもないものだったのでしょう。



こんなふうに、私はへんなところで記憶力が悪いです。


人の名前も顔も覚えるのが苦手。


だから、知り合いのお子さんの名前とか、間違えそうで確信が持てるまでなかなか呼べません。


それなのに、ちょっとしたエピソードなんかは、細かいことまで結構記憶してます。


パパの会社の同僚の方なども、名前や顔はあやふやだったりするのだけど、ちょっと特徴を説明してもらえば、


『ああ、運動会でかわいいエプロンつけてたおおきい男の人ね』とか、『結婚式に沖縄にいってた、ていった人ね』とか、話した本人も忘れているエピソードが次々でてきます。




一方パパというと、あのときこういう話をした、そのときはどこにいった、ということはあまり覚えてません。


男の人ってみんなそうなのかなあ。



そのかわり、数字など、記号化されたものの記憶力は抜群。


いまだに学生時代の後輩の誕生日や電話番号を覚えてます。


お互いに、役に立たない記憶力だ、といいあってます。




こういうように、記憶力ひとつとっても違うパパと私ですが、性格もそれなりに違ったりします。


いったい子どもたちには、どのようにこの性格なんかが受け継がれていくのでしょう?


最近の子どもたちの言動から考えてみると。



まずみおっち


最近なぞなぞが大好きで、よく問題を出してきます。


今日のなぞなぞはこんなものでした。


こいはこいでも・・・・こっちにおいでよ、ていう魚はなあに?』



いやいや、鯉だ、て最初に答えいってるし。


このおまぬけさは、私似でしょうか。


他にも、変に心配性で慎重なところとか、寝相がすこぶる悪いところとか、みおっちは私似だなあ、と常々思うところが多いです。




次に、こうたん。


クリスマスから1ヶ月近くたっている今、我が家ではツリーなんかはとっくに片付けているのですが、プレゼントをいれてもらう大きな靴下はしまい忘れちゃってそのまま寝室の近くにかけてありました。


みおっちがいい加減靴下しまってよ、といってきたのですが(ここらへんきちっとしてるのはパパ似?)


こうたんは、『はずすの待って!靴下かけておけば、もう一回サンタさんがプレゼントくれるかもしれないよ』と申しておりました(^o^;)


この、もらえるものはもらっちゃえ、というちゃっかり体質は、やはり私似でしょうか。


でもこうたんは、怒られてもすぐけろっと気持ちを切り替えられたり、朝の寝起きがよかったり、と、パパ似のところも多いです。


最後にれいれい。


最初の反抗期で毎日怒ってばかりのれいれいですが、ここしばらく歯磨きタイムの怒り方がひどい。


自分で最初に磨いて、次に仕上げ磨きをママにしてもらうために歯ブラシを渡す、ところまでは普通にご機嫌。


なので、歯磨き自体や私が仕上げ磨きすることに対する怒りではないはず。


なんでだろう?と数日悩んでいたのだけど、ふと正解にたどりつきました。


れいれいは、NHKおかあさんといっしょの『はみがきじょうずかな』の真似をしたかったのです。


で、自分でみがいて、仕上げはお母さん、というときに『ママ~』と声をかける。


ママに歯ブラシを渡し、自分でひざの上に横になりクチをあける。


ここまでは、テレビどおりなんだけど。


歯ブラシを渡された私が、歯ブラシを洗おうと一度水を組んであるコップに歯ブラシをつけるのが気に入らなかったらしい。


確かに、テレビではこういう行為はない。


ない、けど、一応ちょっとでも歯ブラシ洗うために水つけたほうがいいじゃん。


ためしに、歯ブラシをコップにいれないでそのまま磨いたら、抵抗しませんでした。


この怒りっぽいところ、そして変に細かいところにこだわってしまうところ。


ずばり、パパ似だ!!



ということで、隣でパパが『パパはあんなに怒りっぽくない』とつぶやいてますが、気にせず今日の絵本。


かぼちゃがでてくる絵本です。





さくら ともこ, 吉村 司
やさいのうんどうかいおおさわぎ

★あらすじ

今日は野菜たちの運動会。


赤と白にわかれて、玉いれしたり、かけっこしたり、かぼちゃ運び競争をやったりと、みんな楽しそう。


でも、もやしくんだけは、浮かぬ顔。


かけっこも遅いし、力もないし・・・。


でもみんなに励まされ、いやいやながらも出た障害物競走、もやしくんは1位になりました!!


いったいどうしてでしょうか?


★解説

運動の苦手なこどもが、いやな運動会に出席し、がんばっていくうちに得意なものが見つかりその種目でトップになる、という比較的ありふれた筋の絵本ですが、主人公が野菜たちとうことで、子どもたちは楽しく読めたようです。


文章は七五調になっていてリズミカルで、お話を聞いているうちにみおっちは自分で読みたくなったらしく、途中で読み手を交代しました。


読み終わった後、普段のご飯のときも、みおっちやこうたんやれいれいに、一番先に食べられるのはだれか、って野菜が競争してるかもしれないよ、だから早くたくさ食べてあげようね、という話をしたら喜び、ご飯のときに一人で実況中継をやってました。


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こうたんは、現在ヤマハのおんがくなかよしコースに通っています。



みおっちも2年前同じコースに通っていたので、だいたいどういうレッスンをするかは分かっているんだけど、



やはり男の子と女の子の違いか、性格の違いか、内容は同じでも本人がやることは結構ちがってたりします。




たとえば、『ゆびのダンス』という曲で、人差し指を2本使いうさぎのダンス、左右の手をチョキにしてかにさんダンス、と指遊びをしながら歌うのですが。


指を3本ずつだして、目隠しのダンスをするという歌詞で、


先生が『みんなの指でお母さんの目隠しをしよう♪』というほのぼのとした提案をしたとき。



私、なぜか殺気を感じました。




案の定こうたんは、指を3本たてて、私に目潰し攻撃をしかけてきました(ノ◇≦。) イタイ!!



『こうたん!ママの目に指をつきさすな!!目隠しするんだってば!!』




また、『スタンプおばけがやってきた』という曲で。


握りこぶしをスタンプに見立てて、『ほっぺにぺったん、おしりにぺったん』という歌詞で、


またまた先生が『おかあさんのほっぺたにもスタンプおしちゃおう♪』といったとき。



こうたんは嬉しそうに、私のほっぺたに右ストレートの強力パンチ!!



『だから、やさしくぺったんだって!イタイよ!』といいながら、次のパンチをよける私。



負けずにこうたんは、次はおしりにペッタンならぬパンチを炸裂。


お返しに私もこうたんのほっぺに攻撃。


って、なんで音楽教室で、息子とボクシングやらなきゃいけないんだ!!




ちなみに、こうたんの通ってるコースは、もうひとり男の子がいるのだけど、現在お母さんが出産間近のため、休会中。


なので、女の子5人に対し、男の子はこうたん一人だけ。


だから、レッスンで、『動物さんと追いかけっこしよう!なんの動物さんかみんな決めてね。』なんてときに、


他の子たちが『うさぎさん』『りすさん』なんてディズニー映画的世界をイメージしているなか、


こうたんははりきって『ぼく、かっこいいおおかみにする!』なんて言ってみたり。


突然『ちょっと、ちょっとちょっと!!』なんてたっちのまねしてみたり。


かなり強烈な個性を発しているというか・・・。レッスンの妨げになってなければいいんだけど。




こんなこうたん、5月から幼児科にすすむ予定なんだけど、この先大丈夫なのか?


そしてみおっちは、5月からジュニア科、その前にグレード試験というものがあり。


弾く方はまあ大丈夫なんだけど、楽譜を読んだり、和音を当てたりするのがあやしいから、練習しなきゃなあ・・・。


そしてれいれいは、4月から赤リンゴコース。


姉弟のなかで、一番やんちゃなれいれい、おとなしくレッスンを受けれるのか?


そしてなにより、3人の月謝は合計でいったいいくらになるんだろう?


と、習い事ひとつとっても、いろいろ悩みや心配事はつきないのであります(;´▽`A``



今回の絵本は、ヤマハのレッスンで紅一点ならぬ、黒一点のこうたんから連想したものです★



レオ・レオニ, 谷川 俊太郎
スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

★あらすじ


スイミーはたくさんの兄弟と楽しく暮らしてました。


兄弟はみんな赤い色をしていたけど、スイミーだけ真っ黒。


そしてスイミーはとてもおよぐのがはやいのでした。


ある日、兄弟たちが大きなまぐろに全部食べられてしまいます。


一人生き残ったスイミーはとても悲しく、さみしかたけど、海のいろんな生物にあって、だんだん元気を取り戻していきます。


そんななか、スイミーは自分の兄弟とそっくりの赤い魚たちに出会います。


一緒に遊びたいスイミーですが、赤い魚たちは、『大きな魚に食べられてしまうから』と岩陰から動こうとしません。


そこでスイミーは考えに考え、みんなで大きな魚のふりをしておよぐことを思いつきました。


みんなで一緒に同じスピードで泳げるように練習し、巨大な赤い魚のようにみえるようになりました。


スイミーは黒さを生かして目になります。


こうして、スイミーたちは、大きな魚を追い出して、自由に泳げるようになったのでした。


★みどころ


小学生のころ、国語の教科書で読んだ~!!という人も多いはず。


私もこの話は、教科書の中でも一番印象に残っている話で、ストーリーはほぼ覚えてました。


でも、改めて読んでみると、幻想的な絵の美しさにも強く惹かれます。


悲しみの中にいるスイミーを癒してくれる、海の生き物ひとつひとつが、それぞれ見開き2ページを使って色彩感覚豊かに表現してあります。


子どもたちもこのページにも興味をもったようで、いつも食べているえびとは違って見えるいせえびにびっくりしたり、こんぶってこうやって生えてるんだよ、なんていいながら読みました。


みおっちは、『いそぎんちゃく』がどんなものか知らなかったみたいで、ほんものの写真と見比べて説明してみました。


海の生き物の図鑑があったら、みくらべてみるのも楽しいかもしれません。


また、最後の小さい魚が集まって大きい魚にみせるというアイデアは、視覚的にとてもわかりやすく、こうたんも気に入ったようでした。


そして最後に。


ひとりひとりは小さくても、一致団結すれば、大きなものにも勝てるんだ。


こんな教訓がよみとれる話ですが、あえて大人がこんな解説をする必要はないと思います。


子どもたちにはこの話のまままるごと心の引き出しの中にしまっておいてもらい、分かるときがきたら、自分でそのことを読み取ってほしいと思ってます。



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