物置で見つけた古い腕時計をつけたコウくんが、
時計のパワーでハイスピードで生活する子になります。
そしてどうやらこのパワーの影響は周囲にどんどん伝染するようで、やがて日本中が猛スピードで動くようになります
深読みすれば現代批評のようにもとれますね。

むすこくんが4歳の時から読み始め、最初から楽しく聞いてくれました。
6歳の今も定番の作品です。

私が読むときの方針は↓こんな感じです。

1.擬音を楽しく。コッチリポッチリはゆっくり、チキチキチキチキはスピーディ・リズミカルにやると、対照的で「いよいよおかしなことが始まったぞ」感が出てきます。
  なんども「チキチキチキチキいそいでいそいで」が出てくるので、これは何度繰り返しても楽しい音でやりました。

2.急いでまちがっちゃうところが笑いどころです。
  「パンにすわって、いすを食べなさい」あたりからむすこくんの笑いが始まります。

3.荒井良二さんの絵の中には、たくさんのキャラクターがいます。
  その中で「こんなものまで急いでるのか!」と見つけて、楽しみながら進みます。
→むすこくんは「ねこも急いでる!パンも急いでる!家も!椅子も急いでる!」「タコとワカメも!あ、提灯アンコウも!」と大盛り上がりです
 これが前半からできると、後半の海のシーンで本文がないところでも、かなり楽しんで進めます。
 一番ウケたのは雲が急いでるところでした(笑)

Eテレのテレビえほんでは、川平慈英さんが読んでらっしゃいました。
さすがスピード感を出すには最高の語り口で、とても合ってました(笑) 

むすこくんと絵の中で急いでるものを探しながら読んでも5分くらいで読めます。

「チキチキチキチキいそいでいそいで」はこちらで手に入ります!