高畠純(絵)
今日は子供の日ですね
空にはこいのぼりが泳ぎ
床の間には兜に五月人形
ちまき食べながら
成長を祝う
ワニぼうのお父さんも
ワニぼうのために
こいのぼりを買ってきました
しかし
一匹で泳いでいるのは寂しいと
お母さんこいのぼりに
子どものこいのぼりと買い足し
3匹を空に泳がせました
するとそれをみていたワニぼうのお父さんは
気持ち良さそうだなぁ
自分も泳ぎたいと
ワニのぼりに?!
さぁ!
このあといったいどうなったのかは?!
『ワニぼうのこいのぼり』を
手にとって確かめてみてくださいね〜♪
『こびとのうんちく』
やねよりたかい こいのぼりおおきいまごいは おとうさんちいさいひごいは こどもたちおもしろそうにおよいでる
の歌詞にある赤いこいのぼりは
お母さんのこいのぼりではなく
子どものこいのぼりだそうです
こいのぼりを飾る習慣ができた江戸時代は
男の子の健康を願うためのものだったので
黒い真鯉1匹だけを掲げて
黒い真鯉をお父さんではなく子どもに
見立てていたようです。明治時代から昭和時代中期になると
黒い真鯉と赤い緋鯉を対で飾るようになり
真鯉はお父さん
緋鯉は子どもたちに
見立てられるようになりました。
昭和時代中期以降は青い緋鯉が加わり
真鯉はお父さん赤い緋鯉はお母さん
青い緋鯉は子どもたちに見立てられるように
なったそうですよ