一昨日、乳製品・卵を使わないマーマレードのタルトを作ろうと思ってふと気づきました。
「アーモンドプードル、切らしてたんだー」

というわけで、昨日新宿へ打ち合わせの途中に、cuocaさんへ。

すっかり桜の季節、桜餅の材料などが店頭にならんで、ディスプレイもピンク色。
一昨年のnepiaさんのコラム「こよみdeつくる+あそぶ」でお花見をテーマに「桜のお料理」を載せたを思い出しました。
よろしければのぞいてくださいね。

お目当てのアーモンドプードルは3種類あります。
シチリア産
スペイン産
カリフォルニア産

スペイン産はカリフォルニア産より油脂分が多くお菓子がしっとり風味よく仕上がるそうです。
一番高品質なシチリア産のものは油脂分が多くジューシーで甘味があるとのこと。
素材を厳選して作りたい時には、シチリア産のものを使ってみたいと思いますが、今回は多めに使うので価格の面からカリフォルニア産のアーモンドプードルにしてみました。

絵本の時間のレシピができるまで-アーモンドプードル

粉砕されたものは、酸化が進みやすいのでなるべく早く使い切りたいものですが、こちらのショップでは100g、500g、1kg・・・と使用量によってサイズを選べるのも嬉しいですね。

明日、レシピをUPできればと思ってます。
しばらくお待ちくださいね。

絵本の時間のレシピができるまで-絵本ボタン
先日より絵本の時間の心とカラダにやさしいレシピの新しいレシピマーマレードのタルトをご紹介しています。ご覧くださいね!

こちらから↓
絵本の時間のレシピができるまで-マーマレードのタルト


午後から晴れたので、横浜へ行きました。

絵本の時間のレシピができるまで-横浜の海

シーバス乗り場、大桟橋、そしてベイブリッジが重なって見えるこの場所から、後ろを振り返ると横浜赤レンガ倉庫があります。

絵本の時間のレシピができるまで-赤レンガ倉庫

今日から4月19日まで フラワーガーデン2009が開催されています。

3連休初日、そして暖かくもあり、多くの人が訪れています。
足下をみると・・・

絵本の時間のレシピができるまで-花畑

ルピナスです。

絵本の時間のレシピができるまで-ルピナス

ルピナスといえば、この絵本。
「ルピナスさんー小さなおばあさんのお話」(バーバラ・クーニー著 掛川恭子訳 ほるぷ出版)

全米図書賞などを受賞したこの作品は、「世の中を美しくするために、なにかできることをしなさい」というおじいさんのおしえを実行したルピナスさんの人生が描かれています。
シーンごとに使われているルピナスの色がとても印象的で、HPでもご紹介できれば・・・と候補のひとつにあげていました。

この作者バーバラ・クーニーさんはアメリカの作家。
「Utrecht人物リストのバーバラ・クーニー」
プロフィールを読み進むとルピナスさんはクーニーさんかしら?と感じますが、お話の紹介に自伝的な色合いの濃い作品と書かれていて、やっぱりと納得しました。

彼女の最後の作品、「満月をまって」(メアリー・リン・レイ:ぶん バーバラ・クーニー:え 掛川恭子:やく あすなろ書房)

絵本の時間のレシピができるまで-満月をまって

今から100年よりもっと前のアメリカが舞台のこの作品は、じょうぶで美しいかごを作るかご職人の心を描いています。他人に中傷されても「風はみている」。こつこつと、そしてゆるぎなく自分の仕事を続ける力強さがしっかりと伝わるお話です。

著者のあとがきによると、紙袋、段ボール箱、ビニール袋が使われるようになって、かごを作る人の数もどんどんへっていき、最後まで作り続けていたひとりの女性も、1996年に亡くなってしまったとのこと。いつまでも使えるように、丈夫に作られたかごだったそうです。

「100歳まで生きるつもりなの」と語っていたクーニーさんの生まれた年と、ここ横浜赤レンガ倉庫の誕生は6年ほどの違い。「レンガと商売のにおい」のハドソンのシーンが、横浜赤レンガ倉庫の当時の姿を連想させてくれました。

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乳製品と卵を使わないマーマレードのタルトのレシピはもうしばらくお待ちくださいね。

絵本の時間のレシピができるまで-絵本ボタン
できました!マーマレード。

絵本の時間のレシピができるまで

昨日のお皿の一品は日向夏のコンポート。白皮に苦みが少なくて少しレモンを感じる香りがしました。

絵本の時間のレシピができるまで-日向夏


先日ご紹介したアリスの国の不思議なお料理のマーマレードのレシピにオレンジとレモンを使っていたので、少し気になっていたのです。オレンジの甘い香りに、少しレモンの青い香りが混ざったらどんなお味になるのかしらって。

で、日向夏の少しレモンを感じる香りの特徴から、マーマレードを作ってみようかと。
白皮は中身と一緒にいただけるので、表面の皮をうすく剥いてマーマレードにしました(あとで千切りにしやすいように、このような剥き方をしました・・・決してリンゴの皮を剥けないわけではありません ^ ^; )。

絵本の時間のレシピができるまで-日向夏剥き


作り方は、おひさまのたまごマーマレードと同じです。

爽やかな香りでくせもなくて・・・と書きたい所ですが、皮は以外と苦い!!びっくり。
白皮が甘かったのをいいことに、ゆでこぼし行程を少し甘くみたせいかしら?
苦いのも悪くはありませんが(どちらかというと苦いマーマレードの方が好み)。

オレンジとレモンが同時に手に入ったら「アリスの国の不思議なお料理」の通り作ってみたいと思います。

話は変わって、
間もなく、次号、マーマレードのタルトがサイトアップされます。
ここでは、はじめてたまごやバターを使ったレシピにしています。
山田さんなりのたまごやバター選びのポイントも教えていただき、少しご紹介しています。

最近、こんがりパンやさんにて味見させていただいたバターは、お知り合いのお土産だそうで、軽やかでやさしい香りが口に広がる、草原を思い浮かべる発酵バターでした。

こんな包み。

絵本の時間のレシピができるまで-発酵バター


置いているお店、あるのでしょうか??
どなたかご存知の方、教えてくださいね。

これまで、乳製品・卵など使わずにデザートを作ってきたので、
乳製品とたまごを使わないマーマレードタルトも知りたい!という声もあるかとおもいます。
近々レシピを掲載させていただきますね!!

絵本の時間のレシピができるまで-絵本ボタン