6月の絵本コーチングで取り上げた絵本

 

ハーメルンの笛吹き男の話は、実話に基づくおはなしです。

1284年6月26日、ドイツの小さな町ハーメルンで130人の子供が忽然と消えた。

笛吹男の笛について行ったという言い伝えがある。

子供達は何処へ消えたのか。

神隠しか。

ペストで死んだのか。

子ども十字軍の兵士にされたのか。

奴隷として売られたのか。

臓器を抜かれたのか。

 

歴史学者らが研究していますが、未だにわからない。

 

いろいろな説がありますが、どのお話にも共通していることがひとつあります。

 

それは、町長がネズミ退治のお礼1000ギルダーを笛吹き男に払わなかったことです。

町の人達も、笛ひとつにお金を出すのは勿体無いと町長の側についたのです。

ねずみを追い払ってくれたら1000ギルダーでも安いくらいだ。必ず払うと固く約束したのに。

 

その報いはどうなったか。

子供達130人が笛吹き男の笛に着いて嬉しげに山の向こうに消えてしまった。

たった一人を残して。

 

町長も町のおとなも金に魂を売ってしまった報いは取り返しがつかないことになった。

 

子供と未来を失ったのだ。希望が全て消えてしまった。

覆水盆に返らず。

 

現代の日本にもこんなことが起きている気がします。

 

心配で気がかり😕です。

 

皆さまはどうお考えでしょうか。

よろしければコメントくださいね。