こんにちは。浜島代志子です。

絵本が子育てに大事なの?

と、あなたは
思っているかもしれませんね。

そういう疑問にお答えします。

はっきり言いましょう。
絵本は子育ての基本のキ、
絵本無しでは、人は人になりません。

「えっ!そんなぁ、ウソでしょ?」
「大げさな。」
「うちの子、絵本が無くてもちゃんと育っているわよ!」

と、あなたは言いたいでしょう。

まあまあ、そう怒らないでくださいな。
私だってあの頃は絵本が
こんなにすごい力を持っているなんて
知りませんでしたから。

どうしてこれほどまでに
絵本、絵本というようになったのか
お話ししますね。


わたしは、神戸大学を卒業してから、
神戸市中学校国語の先生になりました。

ほんとうはマスコミに行きたかったのですが、
おいそれと思うようにはゆかないのが
世の中というもの、

ま、いろいろあって先生になったのです。
いわゆる「でもしか先生」です。

先生デモするか、先生シカない、
ということから「でもしか先生」と
バカにされていたのです。

生徒にとっても失礼このうえないですよね。

ところが、ところが、
国語の先生になってみると、
おもしろい、おもしろい!

何がって?

子どもといっても中学生ですが、
ほんとうにおもしろい生き物なのです。

私が、楽しい授業をすると顔が輝きます。

この単元はイヤだな、
指導書通りにするのはつまらない
と思いながら授業をすると、
たちまち、生徒がぶうっとした顔をするのです。

はあ、子どもってこんなものか、
私は22歳、生徒は15歳。

7歳しか違わないのに、
自分がえらいオバアサンになったような気がしました。
感性が鈍ったのかとショックを受けたものです。

よし、ならば、生徒が喜ぶ授業をしてやる!。 

先ずは、物語り文から取り組もう。
14,15の生意気盛りのこども達に
つべこべ言わせるもんか。

テニスで鍛えた体力と
曲がりなりにも文学部国文学科卒だもの・・・。

気負ってみたけれど、
結局のところやったことは、
物語り文を感情込めて読む、
生徒の声に耳を傾ける、

文を仲立ちにして
生徒と語り合うということでした。

すると、子ども達は
どんどん読み方がうまくなるし、
内容をみずみずしい感性でとらえてゆくのです。

漢字の書き取りなんて
そっちのけで本読みに没頭しました。

すると、私が受け持っている組は、
いつも良い成績を取りました。

「問題、教えたんとちがうの?」と、
イジワル言われる程でしたよ。

「教えたりしません。
 私、フェアプレイでゆきます」

国語の試験にフェアプレイも無いもんですけれど、
悔しかったのでムキになって言い返したものです。
若かったですね。

思い出話に付き合わせてごめんなさい。

声に出して読む、聞くことが
こんなに楽しい
なんて知らなかった。

それが成績をあげるなんて知らなかった。

国語の成績だけじゃないのです。
数学も上がったのです。
つられて上がったのでしょう。

でも、世の中、そんなに甘くありません。

あれ?と言う大きな壁に
ぶち当たったのです。

次は、その壁についてお話ししましょう。


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