1.次の各文章が、正しければ〇、誤っていれば×を解答用紙の解答欄に記入(マーク)しなさい。

 ①消費者基本法は、消費者と事業者との間に情報の質及び量並びに交渉力等の格差にかんがみ、消費者の利益の擁護及び増進に関し、消費者の権利の尊重及びその自立の支援その他の基本理念を定めている。

 

 【解答】〇

 【解説】・消費者基本法第1条(目的)

   この法律は、消費者と事業者との間の情報の質及び並びに交渉力等の格差にかんがみ、消費者の利益の擁護及び増進に関し、消費者の権利の尊重及びその自立の支援その他の基本理念を定め、国、地方公共団体及び事業者の責務等を明らかにするとともに、その施策の基本となる事項を定めることにより、消費者の利益の擁護及び増進に関する総合的な施策の推進を図り、もって国民の消費生活の安定及び向上を確保することを目的とする。

 【ポイント】

 ・消費者行政の基本となる考え方で、繰り返し出題されています。また、論文対策しても押さえておきたいキーワードです。

 ・消費者基本法の制定により、従来の「事業者規制型行政」から消費者の権利実現のための「消費者支援行政」へと転換されました。