前に紹介しました

「踊るジョーカー 名探偵 音野順の事件簿」

ジョーカーって部分がカブっておりますが

本作とは全く関係ありましぇ~ん

マッちゃまの投げ釣り日記-F1000781.jpg

ジョーカー・ゲーム
柳 広司著

簡単にストーリーを紹介しますと

この小説の舞台は昭和初期の第二次世界大戦の前の日本

「魔王」

そう呼ばれる、大日本帝国陸軍の結城中佐

噂によれば

結城中佐は長年にわたって、ある敵国に潜伏し

その国の貴重な内部情報を日本陸軍にもたらしていた。

しかし

味方の裏切りによってスパイ行為が発覚し、捕らえられた。

厳しい取り調べに続き、拷問にもかけられたが

隙をみて脱走!

しかも、その際に敵国の諜報機関に関する機密情報を密かに持ち出し

これを本国にもたらしたという…

そんな結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立された

スパイ養成学校“D機関”

「死ぬな、殺すな、とらわれるな」

この戒律を若き精鋭達に叩き込み

軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然の如く猛反発を招いた。

だが

頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城中佐は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく…

吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイ・ミステリ

「ジョーカー・ゲーム」

「幽霊 ゴースト」

「ロビンソン」

「魔都」

「XX ダブルクロス」

以上、5編からなる短編集です。

いつもなら1編づつ、簡単に内容も紹介したいんですけど

ストーリーの性質上、あえて書きません (*^_^*)

てか、書けません(笑)

騙し、騙され、暴かれ、暴き出す

極上のエンターテイメント小説

まだまだ結城中佐のシリーズは続いていますし、これからも楽しみです。

今まで「スパイ小説」って聞くと敬遠してたトコもあったんですけど(アクションもの?みたいな)

高く評価されていた作品でしたし

読んでみて良かったです。

いつかは映像化されんのかな~?

1話ごとに物語の中心人物が変わってきますし

めっちゃ豪華キャスト競演で魅せてほしいなぁ~ o(≧∇≦o)

結城中佐の役は…

僕の中では

やっぱり鹿賀丈史さんかなぁ~なんて想像しますね (^~^;)ゝ

“D機関”出身のスパイたちには

北村一輝さんなんて適役なんやと思うんですけどね♪

柳広司さんの作品を読むのは、このジョーカー・ゲームが初めてやったのですけど

また他の作品も読んでみたいと思っております (^o^)