10月9日
スペシャライズドのトライアスロン専用バイク「SHIV」がモデルチェンジしました。7年ぶりだそうです。その間に「VENGE」は2回モデルチェンジしています。近年、ロードバイクメーカー各社がトライアスロンバイクのモデルチェンジを行っている為、スペシャライズドもアイアンマンコナ制覇を目指して、新型を投入したようです。
新型SHIVは旧型に比べてヘッドからトップチューブ周りがすっきりした感じです。極太のフロントフォーク、シートチューブ後の羽のようなもの、更に低くなったシートステーが普通のロードバイクとは異質なものを感じさせますね。
新型「SHIV」(出展:シクロワイアード)
最近、発表になったCERVELOのS5もそうですが、コラム式のフロントフォークじゃなくて、ヒンジ式のフロントフォークがエアロバイクの主流になりそうな感じがします。横に走る切れ目部分は抜ける風に影響を与えます。
シートチューブ後の大きな尾翼のようなものは水が1.5L入るストレージだそうです。このストレージがあることが前提の為、シートチューブを細く軽量化することが出来ます。
しかし、こんな上下に長いタンクだと量が減ってくると吸いにくくならないのかな?余計なお世話ですね。ヘタレな私はクランクに小型ポンプでも追加して欲しい。
ロードレースで使用する「SHIV TT」のモデルチェンジの場合はもう少しシートチューブが太くなるのかなと思います。
ダウンチューブには補給食を入れるストレージを入れる穴も開いているそうです。エナジーバー5本もしくはジェル10本入るそうです。
CERVELO P5X(出展:シクロワイアード)
アンカーRT9(出展:ブリヂストンホームページ)
SHIVやP5Xに比べるとRT9が普通のロードバイクのように見えますね。
この「SHIV」で今年のアイアンマンコナではどんな成績を出せるでしょうか?トライアスロンはバイクだけではなく、スイムとランもあるので、簡単に優勝出来るものではありませんが、ランに向けて、体力を温存した上で今までより分単位でタイムを短縮出来るとしたら、強い味方かもしれないですね。
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