5月6日
ピンクを巡る戦いが今年はイスラエルから始まりました。
3大グランツールの一つであるジロ・デ・イタリアです。これから24日間の眠れない夜が続きます。
(出展:シクロワイアード:昨年の総合優勝記念車両)
昨日の第1ステージは去年の覇者トム・デュムランがTT世界チャンピオンの証であるアルカンシェラを着て、勝利しました。
今年の大注目は3大グランツールを2連勝中ですが、治療目的使用の禁止薬物が尿から規定量以上検出されたことによる問題が決着しないTEAM SKYのクリス・フルームが3大グランツール制覇を狙って出場していることです。
総合優勝を狙う強力なライバルはデュムランやTEAM アブダビエミレーツのアル以外には少ないですが、ニューヒーローが登場する可能性もあります。去年はニーバリやキンタナなどが第100回大会と言うことで出場していましたが、今年はツールに出場するようです。
1チームの出場可能選手数が9人から8人に減った初めてのグランツールでもあります。展開は変わるのでしょうか?
そして、今日2日目はスプリントステージです。
去年はボーラ・ハンスグロエのニューヒーローが誕生しました。
そして、総合ポイント賞はクイックステップのガビリアが取り、多いにアピールしました。そのガビリアはツールに出場する為、今年は
出場していません。
ガビリアに代わり、今年、スカイから移籍してきたエリア・ヴィヴィアーニが勝利しました。
TARMACの影に隠れてと言うより、TARMACが凄すぎるのですが、VANGE VIASでの勝利のようです。
今年、新型のVENGEは発表されるのでしょうか?
3位には同じSPECIALIZEDを使用するボーラ・ハンスグロエのサム・ベネットが入りました。今年は勝利を期待しています。
ピンクのマリア・ローザは昨日のデュムランから3秒のタイム差を稼いだローハン・デニスが1秒差で手にしています。序盤でマリア・ローザを着る意味は薄いので、デュムランとしては第1ステージでの勝利さえあれば、第3ステージで着れなくても特に問題はありません。注目は自ずからされますから、目立たない方が楽です。
第4ステージ以降のイタリア帰還と第6ステージの山岳ステージで本格的な戦いが始まります。
5月27日にピンクを着た選手は誰になるんでしょうか?
非難されてもフルームにニーバリ以来8人目の3大グランツール総合優勝者になって欲しいなと思います。そして、7月には最多ツール・ド・フランス優勝回数である5勝目を目指して欲しいなと思っています。
ピンクのF10を見たいと思っています。
サイのカラーリングの黄色、赤、ピンクのF10を揃える人はいるんでしょうか。マニアはいるからあるんでしょうね。
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