3月15日

娘が水泳を始めた頃に言われていたことですが、得意種目としてS1(第1種目)、S2(第2種目)をメインに練習して、競技の種目もS1を中心に考えるというものです。

 

 

その当時の娘はクロールと背泳ぎは泳げるものの平泳ぎやバタフライは全然習っておらず、個人メドレーなって何時始められるようになるんだろうと言う状態でした。

 

娘が水泳を本格的にやると言うとテレビの世界水泳やオリンピックを見るようになりました。いろんな大会を見るとあることに気付きました。

 

S1を競技の中心に据えると言いながら、メダルを目指すようなトップスイマーの中心が4泳法のどれかと言うより、個人メドレーになっていることでした。

 

個人メドレーを泳ぐトップスイマーとしては男子の萩野選手、瀬戸選手、女子の大橋選手、今井選手、そして、池江選手も個人メドレーを競技種目としています。

 

個人メドレーとしてはすべてが標準以上であるのは当然ですが、得意、不得意はどうしても発生し、競技の中で抜きつ抜かれつつの展開が起こります。

 

平泳ぎで世界を取った北島氏は萩野選手の泳ぎを評して、「自分は不器用だから、萩野みたいに4つもやっていたら、世界は取れなかった。」と言っていました。

 

今、個人メドレーが注目されるようになってきたのは別に各種目のスペシャリストを目指すのがおかしいと言うことではないと思います。渡辺選手や小関選手のように平泳ぎをS1として、世界と戦っています。

 

今、何故個人メドレーなのかと言うと私の個人的な考えで申し訳ありませんが、4泳法のそれぞれに特有の強化される部分と弱点や故障が発生するのかもしれません。その時に1つの泳法の弱点をほかの泳法の影響で強化したり、1つの泳法により発生する故障がほかの泳法を強化することで克服出来たりするのではないかと考えています。

 

個人メドレーは最低200m泳ぐスタミナも必要な競技です。

 

娘のスイミングクラブでも年々個人メドレーを強化しているような感じを受けています。

 

今は個人メドレーの時代なのかもしれないですね。

 

数年後には違うことを言っているかもしれませんが、水泳の流行は変化していくようです。

 

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