水泳に関して思うこと。

現状で娘が高校生まで水泳を続けることが出来るのかも分かりません。小学校高学年で趣味になるかもしれません。高校生まで競技として続けるかもしれない。

 

小学生は50m競技がメイン。中学生以降は距離特性や泳法特性により、メインの競技が変わります。

 

幼稚園の年中さん(4~5歳)から週に5日くらいで練習する子と小学校2年生や4年生から選手コースに移行して毎日練習した子を比べた場合、中学生入学時に同じ結果になるのだろうか?結局は泳いだ総距離がある程度は影響します。しかし、体形と言うのはある程度成長時に形成されないと中学生以降で劇的に変化するとは思えない。ましてや女の子は第2次成長が早い。

 

その時、その時で全力で進んでいくしかない。

 

リレーの記事を気に入らないという人がいるとは思いますが、現実では同学年に5人いる場合や下の学年に速い子が複数いる場合、現実は自分の子供がリレーのメンバーに選ばれる希望は目を背けられない現実です。持ちタイムが全てです。

 

努力すれば何とかなるなんて、大人の戯言でしかない。一番分かりやすい現象は運動会のリレー選手。今なら、1クラス30人ですが、私の時代は1クラス45人でリレー選手4人に選ばれる為には運動歴や素質も必要になってきます。しかし、そんなことを考えるのは積み上げてきたことの過程論で、選考時点の速さが全てです。スポーツと言うのはある意味残酷です。

 

先日の陸上の全日本選手権100m決勝で桐生選手はどう思ったでしょう。第1人者だからとか、日本で初めて追い風9秒台を出したからと言うラベルは認められなくなってきています。3位以内に入らないと世界陸上代表選手は無い。速ければ高校生でも世界陸上代表選手になれます。水泳はその上に参加標準記録が付きます。世界選手権で上位入賞が望めない状態で2位になっても派遣する意味が無い為、派遣はしない。世界選手権の経験を積ませたいと言うきれいごとはありません。それは個人や所属クラブ、団体でやってくださいと言うスタンスです。

 

小学生で土台、中学生、高校生で完成されるというが、そんな競泳の現実を見せられて、高校生まで時間があるなんて思っている親は皆無だと思います。

 

ジュニアオリンピックに出られるなら、小学校2年生でも出てほしい。

 

うちは今速いからいい気になっていると言うのなら、そうでしょう。しかし、絶対的に速いなんて、これぽっちも考えたことはない。

小学1年生で50m自由形36秒で泳ぐ子がいる。それが現実です。

 

出来れば小学3年生になって、リレー選手に選べれて欲しい。そんなことを考えています。