NHKの「僕たちは漫画で強くなった」ではないが、娘が野球を始めたので、野球を教えてくれる漫画を妻が探し始めた。(漫画で強くなると言う事ではなく、漫画でスポーツが取り上げられるとその漫画ファンの中から、主人公にあこがれて実際のスポーツを始めたり、競技人口が増えるという社会現象があります。代表例ではキャプテン翼のサッカーやスラムダンクのバスケットボール、風のシルフィードの競馬やシャカリキと弱虫ペダルの自転車ロードレース等があります。)

古くは巨人の星です。しかし、現在、足に悪いと言う事でうさぎ跳びも禁止の場合が多く、大リーグ養成ギブズなんて現実であり得ません。少し現代に近づき、キャプテンは真面目に頑張れと言う事を教えてくれます。名門第三野球部は三軍から一軍に選手たちがジャイアントキリング(上位つぶしや大物食いと言う意味です。)を起こす物語ですが、現実では難しいでしょう。

永遠の青春野球漫画の作者あだち充さんの漫画、「タッチ」「H2」「ナイン」「クロスゲーム」とありますが、実際に試合しているシーンは少ないです。結果のみも多いです。タッチが教えてくれることは天才は努力しなくても天才。10年以上野球をやっていなくても甲子園優勝投手になれる。(本当に?)夜間練習をしなさい。(幼なじみが一緒にいると最高。)くらいでしょうか?

私が勧めるのは「MAJOR」話が進んでリトルリーグになったり、高校野球などはこれでもかってくらい困難がふりかかります。1巻のお父さんにあこがれて、幼稚園の友達と野球を始めるエピソードくらいが良いです。

ブックオフで4巻から読み始めた妻は家庭環境が複雑だし、リトルリーグで分裂したり、少し敬遠しますと言う感想でした。(良い漫画です。分かってもらえなかったのは残念です。)

妻が選んだのは「大きく振りかぶって」(ひぐちアサ著)でした。男から見るとそんな高校野球選手はいないだろうと言う選手がちらほらいますが、女性の視点から高校野球を描いている為、女性には入りやすい感じです。私には面白いけど、物足りなさを感じます。

粒状のプロティンが出てきて、そんなのあるのと思って、調べると粉がやはり一番で粒は高いだけと言う結論が出ていたり、魅かれる要素はあります。

子供がスポーツを始める時にお母さんがそのスポーツを知る為に漫画を読んでみるのも良いかもしれないですね。

たまに自転車通園している娘、弱虫ペダルを読んでからの気持ちが知りたいなと思う今日この頃です。

個人的には「CAPETA(カペタ)」も好きです。曽田正人さんは子供に影響を与える漫画を多く作っていますね。「シャカリキ」で自転車(別府選手に影響を与えたそうです。)、「め組の大吾」(消防隊員の希望者を増やしたそうです。)、「CAPETA」(小林可夢偉選手も読んでいたそうです。)、「昴」(バレエを目指す子は増えたかな?)

「大きく振りかぶって」は講談社アフタヌーンで連載中です。アフタヌーンって私のイメージと言うか、知ったり読み始めたのが大学生と言う事もあり、年齢層の高いイメージがあります。連載していた代表的な作品としては「ああっ女神さまっ」「寄生獣」「よしえさん」「無限の住人」「ヨコハマ買い出し紀行」「蟲師」などです。このラインナップを見ても若年向きではありません。青年誌ですが、エッチ度は高くありません。私は見たことが無いのですが、「茄子」も連載されていたようです。(自転車アニメ「茄子~アンダルシアの夏」の原作です。大泉洋の初声優主演作品です。)

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ブログを読んで頂きありがとうございます。
記事に失礼な点があれば、申し訳ありません。