2017年3月、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の撮影に行ってきました。
  さて、埼玉高速鉄道について軽く触れておきましょう。埼玉高速鉄道は、2001年3月28日に開業した、浦和美園~赤羽岩淵を結ぶ路線です。さいたま市などが出資する第三セクターの会社です。また、東京メトロ南北線、東京急行電鉄目黒線と相互直通運転を行っています。
  埼玉スタジアムへの観客輸送の路線という側面を持ってていますが、スタジアムの開業は2002年なので、それよりも先に開通したことになります。本当はもう少し早く開通する予定だったそうですが、東川口~浦和美園の地盤が想像以上に緩く、その対策として工事費がかさみ、工事に時間がかかったようです。
余談ですが、路線のルートを決める際、美園地区では誘致運動があったそうです。現在の経営状況はあまり芳しくないようですが、近年終点の浦和美園駅付近は「みそのウイングシティ」として区画整理・都市開発が行われており、沿線人口が増えれば経営状況も多少は変わってくるかと思われます。
  さて、この埼玉高速鉄道、ほとんど地下を走り、地上区間はわずかなのです。
下の写真で示した赤線が地上区間、緑線が地下区間です。いかに地上区間が少ないかがお分かりいただけると思います。


 また、埼玉高速鉄道は全ての駅にホームゲート(フルスクリーン式のやつでないとホームドアとは呼んでいけないのだとか)が設置されています。これらが何を意味するか。つまり埼玉高速鉄道線内で撮影するのはあまり現実的ではないということです。
  なお地上駅の浦和美園駅はまだ把握できていないので、ご了承ください。
  さて、今回は埼玉高速鉄道と国道463号線との交点に行ってきました。この場所は浦和美園行きの電車が地下から出て来るところを見下ろすことができます。しかし、線路の真上は金網があり、コンデジでも結構きつかったです。

この金網、かなり細かい。



コンデジで撮影。縦アン難しいです。ちなみに午後に撮影しています。


赤羽岩淵方面への列車を後追いで。


角度をつけた構図で撮ってみました。この構図で撮る場合、午前の方が良さそうです。架線が気になるところです。


トンネルから出てくる所を望遠で狙ったのですが、架線柱激V。


これはもうちょっと引けばよかったです。



ということでなかなかうまくいかなかったので早々に切り上げ、浦和美園車両基地へ。浦和美園駅から埼玉スタジアム寄りに行ったところにあります。確か毎年埼玉県民の日(11月14日)に一般公開していたはず。
  こちらの金網は普通のコンデジならば余裕で通せる大きさです。車通りも少なく、まったりと撮影できます。
↓埼玉高速鉄道2000系


ちなみに、埼玉高速鉄道は現在6両編成で運転されていますが、ホームは全駅8両対応です。将来的に8両編成にする計画があるようですが、現在の乗車率から考えると、どうかな...という所ですね。そんなわけで車庫も8両分入るようになっているようです。

↓東京急行電鉄5080系
分かりにくいですが側面に赤帯と青帯が入っています。


かっこいいなあ。


↓東京急行電鉄3000系(左)
ここだけ見るとまるで東急の車庫のようです。何度かこの車庫に足を運びましたが、大抵は東急の車両が占拠しています(笑)。


東急3000系の前照灯はいつからか、つぶつぶLEDになったようです。知らなかった...。


私が行った時は丁度梅が咲いていました。


 車庫での撮影は楽しめましたが、地上区間での走行写真の撮影は上手くいかなかったので、また来る機会があったら試行錯誤してみたいと思います。
  それでは今回はここまでです。最後までご覧になってくださりありがとうございました。