移住3回、南の島のジャム屋さんは埼玉生まれ

移住3回、南の島のジャム屋さんは埼玉生まれ

生まれ育ちは埼玉の川口。自給自足の田舎暮らしに憧れて長野8年、養蜂したり、パン焼いたり淡路島は4年。今は、奄美大島の南 加計呂麻島15年、無農薬の果物でジャムを作り、私の焼いたパンも食べてもらうランチのお店をやっています。田舎暮らし27年のいろいろを綴ります。

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住んでみてどうだった?
気分は、アルプスの少女ハイジ😊
ゴールデンウィーク明けに、今の佐久市常和に引越しました。
引越した翌朝は、もうピッカンピッカンに晴れ☀️
とっても爽やか〜。高原の朝。
あまりに気持ちよく、掃き出し窓を全開にして
座り、買ってきた食パンに野菜をサンドしながら「田舎暮らしスタートだ!」とワクワク嬉しかったのを今でも覚えています。

この辺りでは、どこに住んでるの?という話になると、次は、標高???の話になる。
標高が高いと寒いということ。
自分の住んでいる所を基準に、寒さを想像するのです。

私たちが住んだ所は、標高720m。
ちょっとした山よね。
で、いつも思っていたのは、アルプスの少女ハイジみたい😆

夏、日中はそれなりに気温が上がって暑い。
でも湿気がないので、過ごしやすい。
風が爽やかで気持ちいい😌
汗をかいてもサラサラなのは、ビックリ‼️
空が広くて青くてキレイなのもビックリ‼️
やっぱりアルプスの少女ハイジ😆

朝晩は、肌寒いくらいに気温が下がる。
気温が低いから蚊もいない。ヤブには、いるけど、家の中にまでは入ってこない。
ゴキブリもいない。暖かい家にはいたらしいけど、私たちが住んでいた隙間だらけの家には、いなかった😁

冬は土が凍る‼️ので畑仕事は出来ない。冬は他のことが出来るかな〜っていうのは、農業未経験者にはハードルが低いように感じました。

どのくらい寒いのか、体感したいというのも最初の頃の楽しみ。

・指が食器にくっつく。
・洗濯機が凍って動かないから、毎朝ドライヤーを当ててから、使う。
・開かない窓もドライヤーで溶かす。
・布巾は、その形のまま凍る。絞ったままだと、絞ったまま。折り畳んでいたら折り畳んだまま。
・凍らせたくないものは、冷蔵庫に入れる。
・朝、車のフロントガラスが凍っているので、ぬるま湯をかけて、溶かしてからワイパーを動かす
・一番寒いときは、室温マイナス15度だった😱

アルミサッシも入っていない、ガラス窓で、隙間だらけの家でした。
断熱材がしっかり入った暖かい家で、暖房費をちゃんとかけてもいいという価値観があったら、こんなに寒くないと思います😅

空気も水もキレイで美味しく、景色も星空もキレイで、食べ物も美味しい。

信州の人は、議論好きと言われたりするけど、移住者も議論好きが多いように感じました。
いろいろな話が聞けて、いろいろな話が出来て楽しかったし刺激的でした。

ちょうど有機農業を教えてくれる人が何人かいて、その人のツテで新規就農者同士が知り合えて、勉強する機会もあり、仲間に恵まれた所でした。

志しを同じにした、そういう人の輪というかコミュニティは、相談したり、励ましあったり、前進するパワーをもらえますね。

空気がキレイというのは、それぞれの実家に車で帰る時、ずっと下り坂なんですが、あるところから下の方が霞んで見える。
最初は、どういうことかわからなかったのですが、もしかして空気が汚れてる?
そう言えば、いつもイソジンのガーグルでうがいをしないと喉が痛かったのに、長野に行ってからは、喉の痛みがなくなっていました。

田舎暮らしは、毎日が楽しくて、充実して思ってた以上によかったです。夫婦喧嘩もしなくなりました😁
私は、喧嘩だと思っていたのですが、主人が言うのには、私が一人でいつも怒ってたそうです⁉️

ただ都会にいた時のように、外食したい
たくさんの中から選ぶのを楽しみながら買い物したい
というのは、しばらくありました。

買い物しない生活に憧れていたんですけど💦

およそ30年前の話です。古くてすみません🙇‍♀️