実は、なかなか文章で伝えることが難しいな・・・と。
そう思って”Youtube”を試したり、色々したんですが。笑
あの自己紹介動画には実はそんな思惑もあったりなかったり。
というわけで少し更新が遅くなった今回のテーマ。
前回までご覧になられて無い方はこちら↓
前回のテーマ・・・【第2回】一瞬で爆発的に力を出す方法
【前回までのまとめ】
・力を抜けない事がパワーロスに繋がる
・ボールの重みを利用して力を抜く
・じっとしてると力が入る
この３つをお伝えしました。
極論言ってしまえば、
ボールの重みを利用して、
じっとせずに、
力を抜いて投げる。
と言う事です。
でも問題はそれをどうやって実行するのか。
前回お伝えしたあるポイントとは？
そこで、あえてイメージレベルでの”例え”を出します。
まず、「綱引き」
知らない人はいらっしゃらないと思いますが。
思い出せない方・・・記憶を引っ張り出して来てください。笑
一瞬で大きな力を出しますよね？
あの時の力の入れ方・・・
綱を引くギリギリのギリギリまで、力抜いてませんか？
実は、人間の本能的に出来るんですよ。
本能がすでに知っているんです。
力を入れる寸前まで、力を抜けば抜くほど
大きな力を生み出せる事を！
逆を言うと、みなさんあえてなんらかの理由があって
意図的にやらないだけなんです。
その理由とは・・・
１．力を抜くとどこにボールが行くか分からない【不安】
２．実際のイメージと動きとのギャップ【違和感】
３．既成事実からの思い込み【視覚情報の誤認】
順番は前後しますが、
「どこに行くかわからんからギリギリまで自分の意識化で
ボールを動かし（不安）、速いボールを投げる為には
これだけ強く腕を振り（視覚情報の誤認）、
自分のイメージではダルビッシュ（違和感）！」
※最後の部分は個人差があります。
（端的じゃないかもですが）
ここで、この問題を解消すべく
なおかつ解決するためには
ある事実を理解しなければなりません。
それは、
意識的に行うポイントと無意識に行うポイントがあると言う事。
感の鋭い方ならお分かりだと思いますが
意識的に行う＝力を入れるポイント
無意識に行う＝力を抜くポイント
という事です。
無意識に行うとは、表現に誤解があるかもわかりませんね。
それは後ほど。
上記のカラクリを理解した上で意識するポイント・・・
それは
１．テイクバックを始める瞬間
２．リリースする形
この二点のみです。
━─━─━ テイクバックを始める瞬間 ━─━─━─
その理由として、まずは止まったモノを動かす行為。
これには必ず力が必要ですよね。
意識的に動かすのです・・・が、
なるべく力を抜きたいので、
ボールの重みを使うわけです。
※余談ですが、本当のボールの投げ方を知らない方は
現役引退後（硬式野球）、軟式ボールを投げてもらうと一発で分かります。
意識的にボールの重みを利用してたのか、
それとも硬式ボールの重みに利用されてたのか。
それはボールが軽い分、一目瞭然ですからね。笑
僕もよく見かけますが、
「ボールが違うから投げれねぇよ・・・現役の頃は・・・」
って方はほんの少し言い訳してるだけなんで、そっとしときましょうね。笑
・・・話が逸れました、次行きましょう。
━─━─━リリースする形を意識する─━─━─
テイクバックで動きを作ったなら
あとはリリースの形に持ってくる。
ただそれだけです。
リリースの形に持ってくる行為・・・
放す瞬間に力を入れる事とは、二アリーイコールです。
イコールではありません。
力を入れるのは、本能にお任せしてください。
力を入れたいのに、我慢して我慢したモノを
今度は包み隠さず放出してください。
「意識する＝力が入る」
意識したなら、すでに力を入れる土台は備わってますので。
これが、力は入れてないのに
実は、「ボールが来てる」 正体です。
この事実を知って、なるほど！と思った方、
実際やってみてください。
上記に挙げた不安要素がぐるぐる頭の中を駆け巡るはずです。
そしてある疑問も・・・
実は、今回のテーマは【一瞬で爆発的に力を出す方法】であり
一瞬でボールが投げられる方法ではないと言う事。
しかし、ボールを投げる上で知っておかなければならない
重要な要素であることは間違いありません。
最後に僕が言いたいのは、
ボールを投げるだけではなく、全てにおいて大切な事・・・
それは
「無意識を意識する事」
その為の要素がまだまだ実は、たくさんあります。
極論いうと、無意識を意識する為の練習です。
また次回は無意識を意識するためには何が必要か？
をお伝えします。
それでは！
PS. 結局 ”Youtube” 使わんかったなぁ。笑