昨年のフェブラリーSを制したがかしわ記念、さきたま杯と連敗をしてしまって正直ピーク過ぎたと思っていた。敗因は4つコーナーの小回りコースであり府中や盛岡のマイルだったら2つコーナーなのでスピードが行かせられるが、4つであればそうはいかない。カーブのテクニックも必要だし、小回りコースになるとなおさらだ。秋は南部杯に行かず武蔵野SからフェブラリーSに直行という選択肢を選んだ。このレースで復活したが次のレースはどれになるかというとかしわ記念やさきたま杯ではなく南部杯にいきそうな感じがする。2つコーナーだし小回りではないということとJBCも1400だけど金沢なので小回りコースを考えていくと思う。

 

さて、ドバイワールドカップだがおそらくフォエバーヤングが断然に1番人気に推されるだろう。そのフォエバーヤングが不在の間国内のダート界を盛り上げたミッキーファイトがドバイに渡ってくる。ただ、フォエバーヤングは中東を叩いているので休み明けで海に渡るミッキーファイトと比べると分がある。しかし、ミッキーファイトからしたら勝てない相手ではないと思う。ある意味ドバイワールドカップは面白くなりそう。

 

 

 

正直、フォエバーヤングはブリダーズカップを勝って目的を達成されたような感じだったのでモチベーションが上がらないと思って本命にできなかった。その代わり本命に推したのはブリダーズカップダートマイルを勝ったナイソス。しかも、調教師はアメリカ西海岸トップのバファード。

 

しかしふたを開けてみればナイソスを問題にしないレースぶりだった。これでサウジカップ2連覇を果たし、昨年大本命を背負って負けたドバイワールドカップに向けて万全の体制で挑むことになった。

 

果たしてフォエバーヤングを倒す馬はいるだろうか。アメリカでは4歳になったソヴリンティやジャーナリズムがいるがドバイに向かわない。日本ではフォエバーヤングがいない間に国内のダート路線を盛り上げたミッキーファイトがいる。しかい、東京大賞典依頼に実戦でしかも海に渡ることを考えたらすでに中東の地に入っているフォエバーヤングのほうが有利にみている。ドバイワールドカップは何か知らない限りフォエバーヤングの独壇場になっていくだろう。

 

その馬を倒すのは秋口まで待たなければならないだろう。何かあって引退しない限りは。

古馬ダート戦線はフォエバーヤングとミッキーファイトが中東に遠征。そうなれば新勢力が台頭しなければならない今年のフェブラリーS、その中でも最重要レースとなる根岸S。気になった4頭を取り上げていきたい。

 

ウェイアードアクト

5月のオープン特別で勝って重賞制覇というところで骨折が判明してしまった。幸い半年で戦線に復帰ができたのが良かった。霜月Sでは手応えがよく追い出してから突き抜けた。数々の名ダート馬を生み出した田中博康厩舎が自信をもって送り出す1頭。

 

ダノンフィーゴ

コールドSでオープン特別を制してフェブラリーS戦線に乗り込むことができた。ただ、賞金的には勝たないとフェブラリーSに出れないという過酷な条件。無理して出走権を取るよりは今後につなげる走りか。

 

インユアパレス

オープン特別を2連勝して一息を入れた。ただ、気になるのは欅Sではビターヤに完敗して東海Sでもヤマニンウルスに負けた。そこまで強くないと思う。

 

エンペラーワケア

フェブラリーステークスでは5着だったが、その後の3戦は4つコーナーに苦しんだ。休みを入れて得意の2つコーナーで巻き返していきたい。

 

まとめてみるとエンペラーワケアは休み明けということを考えたらウェイアードアクトを本命にする。2着に入ればフェブラリーSに出走できるが3着だと難しい。ここは勝ちに行くとみている。

かつてはクラシックの有力馬やG1奪取確実といわれながら屈腱炎と戦い7歳になって古馬の1戦級で活躍しているドゥラトーレスについて分析をしてみたい。

 

3歳時 二度の分岐点

2戦2勝で迎えた毎日杯。断然の1番人気に支持されたが3着と敗れて賞金が加算されずにクラシックどころかNHKマイルカップへの道が経たれてしまった。もし勝っていれば皐月賞、NHKマイルカップとともに上位人気になっていたはずだった。6月のホンコンJCTでは勝てるはずのレースを落としてしまったが夏の札幌2勝クラスに勝った。その次を選んだのは菊花賞だった。2000mが最長距離なのに3000mに挑戦する事態、無理があった。菊花賞ではなく地道の条件クラスなどを勝ちあがっていけば別の結果になっていたかもしれない。

 

屈腱炎との戦い

屈腱炎を発症してしまったが引退をせずに足の状態を見ながらレースを選んでいた。その結果、昨年の2月小倉日経賞でオープン勝ちを収めた、重賞勝ちはなかったが前走オールカマーではレガレイラに負けたがひけをとらないレースができた。そして、AJCCを迎える。大阪杯、宝塚記念に向けて年齢的にもラストチャンスだろう。この結果次第でこの馬の今後が決まっていきます。

昨年の3歳牡馬はレベルが高かった。ダービーまではクロワデュノール1強だったが、秋になってマスカレードホールが天皇賞を制してミュージアムマイルが有馬記念を制した。菊花賞はエネルジコが勝ったが屈腱炎で実質上の戦線離脱。春のG1シーズンのことを考えて有力馬を分析する。

 

クロワデュノール

皐月賞は落としてしまったがダービーはきっちりと勝っていった。しかし、フランス遠征で評価を落としてしまった。もともとこの馬は2000mあたりがメインで2400mがギリギリの馬。同じ2400mでもロンシャンは府中以上のスタミナとパワーを求められてしまうので凱旋門賞制覇には無理があった。案の定惨敗して、日本に戻ってジャパンカップで最後の1ハロン失速して2000m向きの馬だというのを露呈された。ドバイに行くがシーマクラシックよりはターフに行ったほうがいいと思う。

 

マスカレードホール

ダービー2着だったが秋になって急激に強くなった。ぶっつけで挑んだ天皇賞は初めての古馬相手だと無理だあると思ったが、なんと格の違いを見せつけた。さらにジャパンカップでは2400m世界最強レベルの1頭であるカランダガン相手に互角の勝負を繰り広げられた。ドバイに行くか国内に専念するかまだ未定らしいがどちらにしろ主役になるだろう。

 

ミュージアムマイル

皐月賞はクロワデュノールを倒し、ダービーは負けてしまったが天皇賞はマスカレードホールの後塵に喫し、この2頭がいない有馬記念ではレベルの違いを見せつけた。2000や2400になるとこの2頭の次とイメージが強いのが確か。ドバイに行くらしいが正直天皇賞に狙ってもいいんじゃないかな。中山の2500をこなしたことがプラスだが。

 

エリキング

昨年の春の復帰戦を間違えた。皐月賞をパスして青葉賞か京都新聞杯にしていけばダービーでの5着以上の成績を残したはず。秋になって本領発揮して神戸新聞杯を制し、菊花賞は負けたが内容が良かった。京都記念から始動だが大阪杯に行かず天皇賞に行ったほうがいいと思う。何せ3000mの経験があるから。