ジムのみんなに声を掛けてみる
「日曜小川山行きましょう!」


帰ってくる返事は
「予定が」「雨が」「恵那のパッションやりてぇぇぇ!ヽ(°∇° )ノヽ( °∇°)ノ






ソロ小川山確定。






下道で5〜6時間。片道280km。翌日は仕事で5時起き、かつ登る時間を稼ぐため深夜2時発で早朝7時着。
分かってはいたが地面は濡れてる。




とりあえず近場のくじら岩の様子を見ると、スラブ面は湿っていたがフェイス面は登れそうな感じ。




マット背負って石魂岩。
リップ周辺が濡れてるけど下部はなんとか触れそう。




前回同様、2手目のポケット取りで無限落ち。
3回程ポケット取って足上げまで行ったが、まだ持ちが甘く落下。

追い討ちに猫パンして出血。






時刻 9:00

ぽつりぽつりと人が集まり始める。

時刻 10:00

黄泉面A.I.T面合わせて20人位?
全面2枚重ねでマットがジム状態(この低さでこんな要らんだろと思ったのは内緒)

時刻 11:00

トライ毎に「ガンバ!」落ちると「あ〜あ」ってみんなが言ってくれるのが地味にプレッシャー。
ダメージ蓄積。





相変わらずポケットが上手く嵌らず、頭には諦めの文字がぼんやりと浮かび始める。


なるべく体を左に寄せてポケットを取りやすくしようと、右腕の旋回方向を変えてみる。


近くなるけど決定打にならない。





そんな時、腐れカチさんが瀬戸神さんに言ってたアドバイスを思い出す。
「ポケットは左奥が良い」



頭の片隅にはあったけど、深く考えてなかったアドバイスを改めて考え直してみる。



意識して左側を取ってたつもりだったけどまだ甘かったかも知れない。





って訳でもっと左側を取るイメージで出してみる。






…取れた…!今までで一番上手く指が入ってる!




慌てないよう心を落ち着かせて足を上げる。




右手を少し上の一本指ポケットに移す。

外さないよう慎重に。





リップは目の前。

一気に右手をリップへ。






取れた‼︎










色んな思いが頭を駆け巡ってたけど振り切ってマントル返し。


足の裏が岩の面を捉えるとごちゃごちゃだった頭がすっきりして、まずは声援をくれたみんなにお礼をしなきゃと思って岩の下に向かって「ありがとうございます!」と叫ぶ。

良し出来た次は何登ろうか瀬戸神さんに自慢できる良し出来たってまた頭がごちゃごちゃになる。

戻ってきてみんなからおめでとうと祝福の言葉を掛けて貰って、また喜びが頭を埋め尽くす。







体感1分位に感じたんだけど、後で動画見返したらこの間10秒以内だった。




アドレナリン出てたんだなぁ。







ほんと、登れて良かった。





改めて応援してくれてたみんな、ありがとう。

ギャーギャー騒がしく大声上げてすいません。













喜びを噛み締めて、次にくじら岩の穴社長(2段)。

14時には出ないと翌日の仕事に甚大な影響を及ぼすため、制限時間は2時間程。




よく分からないピンチ取りまではスムーズだけど、核心の棚取りが届かない。




足を上げようと頑張ってみるけど、右手が外れそうで上がり切らない。





もにょもにょしてたら時間切れ。



それでも黄泉登れた喜びの方が強かった。





いやほんと、運転しんどかったけど来て良かった。