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過去記事は↓こちらです。

JUGEM版 『三重の猿エギンガー』


三重の猿エギンガー







皆さんどうも、烏賊川淳二です。


この、クソ蒸し暑い日に、ちょっとだけ涼しくなれるかもしれないネタを提供します。




※実話です。




先日、久々に平日オールナイトエギングに行こうと、仕事帰りに志摩方面へ車を走らせました。


会社を出発したのが、18時30分。


途中、渋滞もあって、目的のポイントに到着したのが21時前でした。



普段は釣り人の多いこのポイントも、平日の為か先行者は堤防先端の灯台付近にいた、陽気な初老の男性(以下:おっちゃん)と、挨拶しても無視する息子(以下:無愛想)と思われる2人だけ



2人は地元の方らしく、おっちゃんはエギング、無愛想はぶっ込みでのアナゴ狙いでした。


潮は澄んでおり、よく流れていたのですが、夕方から全く反応無しとの事で、私はおっちゃんと談笑しつつ、エギを潮にドリフトさせながら、沖のシモリ沿いに回遊してくるイカを狙っていました。



その異変に気付いたのは、22時を過ぎた頃。


昔の釣り自慢話を20回以上繰り返し喋っているおっちゃんと、虫除けを忘れたせいで蚊の猛攻を受け、もはや相槌を打つ事すら面倒になっていた私の背後で、草履を履いた様な足音&気配がウロウロしているのに気付きました。


最初は、無愛想が自分の釣りが暇になってエギングの様子を見に来たのだと思い、振り向きもせずにシャクっていたのですが、次の瞬間、おっちゃんが



「おーい!○○よ!そっちはアタリあるんかぁ!?」



って叫んだんです。



(すぐ後ろにおるのに、そんなに大声出さな・・・)


そう思った時、かなり離れた暗闇から



「・・・ない」



瞬間移動でもしない限り、移動する事は不可能な距離から聞こえたのは、無愛想の声でした。




マジで?(  ゚ ▽ ゚ ;)





じゃあ、さっきの(・・・っていうか、今そこから聞こえてる)足音&気配はダレデスカ・・・(((゜д゜;)))



恐る恐る振り返った私の視線の先には・・・誰もいません。



月明かりに照らされた狭い堤防の先端で、目視確認可能な『人間』は、おっちゃんと私だけ・・・


聞こえる足音&気配は、おっちゃんの後ろを通過し、ゆっくりと灯台周りを移動。



ただ、おっちゃんは自分のすぐ後ろを通過した足音に全く気付いていないご様子で、20数回目となる同じ話を始めた(笑)



こ、これは





あなたの知らない世界キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!





ただ、その足音&気配は、堤防周辺をウロウロしたり、たまに立ち止まったりするだけで、全く嫌な感じがしない。



本当に「そこにいるだけ」の存在。



たまに、安心してシャクっている私の後ろや横に近付いて止まっているのですが、肩に乗ってくる事も無く、頭痛も寒気も吐き気もしない。


それはまるで、釣りの様子を近くに見に来ている様な感じで、キャストする時やシャクる時に、ちょっと緊張してしまいました(^▽^;)


更に不思議な事に、その足音&気配が私の近くで止まった時は、あれほどいた蚊が全く寄って来ませんでしたので、ひょっとして釣りをし易い様に配慮してくれてたのかもと思ったり・・・



その後、おっちゃんと無愛想が帰ってから、潮が緩んだタイミングで、タコと200gにも満たないメスアオリが釣れましたが、その時は足音&気配の寄って来るのが早かったので、やっぱり釣りを見に来てたんですね( ´艸`)


そんな『怖くない、ちょっと不思議なコラボ』で深夜1時。



睡魔に負けてロッドを落としそうになったので、限界と判断して終了。



帰り際に



「お疲れ様です。お先に失礼します。」



そう言って歩き出した私の背後から、少しだけ追い風が吹きました。








三重の猿エギンガー




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