森元総理の浅田真央選手にたいする発言について |  Egi Shun,s BLOG~歴史教科書から探る史実探訪

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山川出版社刊 『詳説 世界史研究』『詳説 日本史研究』 の記述から、気になる史実を探訪しています。右サイドバーの目次からどうぞ

『浅田選手は「大事なとき転ぶ」=森元首相』

2月20日(木)、このような記事がメディアに載りました。同日の福岡での講演会での発言のようです。 → http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/




「配慮を欠く発言として批判も出そうだ。」こういった書きっぷりもいつもの手でして、また発言の一部だけを切り取って歪曲・曲解しんだろうと思い、全文の論旨をネットで探しました。

え~と、そのまえにマスメディアが切り取った部分を取り上げておきましょう。




「批判も出そうだ」と問題化させたいんであろう部分に赤線を引っ張っておきました。



←書き起こしでの全文はこちらです。

100%正しいかどうかは知りませんが、書き起こされた方を信じます。

読みたい方はこちらをクリック ↓
http://www.tbsradio.jp/

講演ですから、かなりの長文です。

浅田真央選手について語られている部分を抜き取ります。
ソース → http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=11065



むむむむ・・・???、、、これは!!

それ以上に他にもいろいろと問題があるのでは?
気になるところに赤線引いておきました。ちょっと整理して考えてみたいと思います。



『あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね。』

全体的な論旨が浅田選手を擁護するものであったとしても、この言い方はないでしょう。フィギュアスケートの選手であれば誰しもが凹むんじゃないしょうか?少なくともいい思いはしない。あ、あの選手は気にしなさそうだなw


『団体戦に日本はでなければよかった』

勝算が薄いからといって競技に参加をしないというのはオリンピック精神に反するのではないかい?いくら建前論とはいえク―ベルダン男爵も草葉の陰でお嘆きか激オコであろう。

それと、メダルをとれなかった全チーム・全選手に失礼でしょう。



ロシアとカナダが圧倒的に強いのは分かっていますが、3位の可能性は薄いながらもありました。少なくとも私は表彰台に上る日本フィギュアチームを想像して期待していましたよ。


『アイスダンスのリード姉弟はオリンピックに出るだけの力がない』

これは大嘘。間違った認識です。アイスダンス代表のリード姉弟は個人戦に自力でオリンピックに出場しています。前回のバンクーバー大会からな!!もちろんソチ大会の個人戦も自力で出場しています。リード姉弟に失礼だろ! 
ソース↓
http://number.bunshun.jp/articles/-/6896


世界で上位に食い込む力はないけれど、日本国内の大会では敵なしです。

彼らが帰化人であることはもちろん問題ではありません。帰化も彼ら自身の意思によるものです。

帰化人のアスリートは世界中にウヒャウヒャ居ます。メダリストもたくさんいます。

自力でオリンピックに出場する力がなかったのはペアの二人のほうで、ペアの二人は日本が団体戦を棄権していたらオリンピックの晴れ舞台で演技することは出来ませんでした。
ソース↓
http://number.bunshun.jp/articles/-/785289?page=3

 ↑ <画像はリード姉弟>


アスリートなら、誰しも、どんな形であっても、五輪の夢舞台で演技をしたいと願うのではないでしょうか?森翁はこの若いペアのカップルになんと申し開きをするつもりなのでしょう?

念のため申し上げておきますが、アイスダンスとペアは異なる種目です。森翁は混同されているのかな?w


『負けると分かっている団体戦に何も浅田さんを出して』

じゃあ誰ならよかったんですか?「負けると分かってるけどお前出てくれや」って誰が選手に言うんですか?そりゃそんな言葉にはしないだろうけど、チームの結束がおかしくなるでしょうね。

団体戦に出たから個人戦で力が発揮できなかったなんてのは結果論であり、整合性も欠いてます。

個人:アイスダンスのメダリスト → 3組とも団体戦に出場しています。
個人:ペアのメダリスト      → 2組が団体戦に出場しています。
個人:男子シングルのメダリスト → 2名が団体戦に出場しています。
個人:女子シングルのメダリスト → 団体戦に出場したのは1名でした。

ソース ↓ 面倒だったけど公式で調べました。
http://www.sochi2014.com/en/figure-skating-schedule-and-results
ペアとアイスダンスが個人ってのは違和感あるけど、団体戦との区別という意味です。


フィギュアスケート競技について全く持って詳しくない『東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長』が感情に任せて浅田真央選手を擁護しようと講演会で話題にしたら、かえってムチャクチャな論理になってしまった・・・、ということですね。

まあ『大阪は痰壺』なんて暴言を吐いた人物です。これからもいろいろとやらかすと思われますので、早々に会長の職を辞されたほうがいいと思います。誰がそれを言うのか?誰の言うことなら従うのか?は知りません。

『森元総理・Who are you』で検索すると面白い実話が出ます。怖くて笑えないかもしれませんが・・・。こちら ↓
http://www.jiten.com/dicmi/docs/k35/23442s.htm




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