みなさんは「卵を食べるとコレステロールが増える」という話を耳にしたことがありませんか？実はこれは間違い！卵を多く食べたからといって、コレステロールが増えるわけではありません。

「卵＝コレステロール増」というのは、90年前に行われた「ウサギの実験結果」から導き出された説。草食動物のウサギに動物性の脂肪を含む卵を食べさせれば、コレステロールは分解できずに、蓄積されるのは当然。

雑食性の人間には当てはまらないのに、この実験結果が原因でコレステロールに対するイメージが悪くなってしまいました

コレステロールは、脂肪の一種でもともと人間の体内に100～200gほど存在します。

細胞膜の構成成分の一つであり、脳から体の各部分に神経情報が伝達されるときに必要な物質であり、若さを保つ性ホルモンや副腎皮質ホルモンの原料にもなります。

私たちが生きていく上でなくてはならない栄養素なのです。

コレステロールは体内に入ると小腸で吸収され肝臓に運ばれます。肝臓では人間に必要なコレステロールの量を判断し、足りない部分は自ら合成します。

血液中に含まれるコレステロールの25%は食べ物から、残りの75%は肝臓で合成されているから、少々食べ物から多くとっても肝臓が調整してくれるのです。

コレステロールの多い食品のひとつである卵も、食生活に上手く取り入れてくださいね

豊橋『たまごの家』が教える！卵とコレステロールの関係！