「あなたが何者であろうと、あなた自身を表明する瞬間、
そうでないものすべてが、あなたの世界に現れてくる。」
「あなたではないものがなければ、あなたであるものはない。
そこが旅の出発点なのだ。」
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本ではこれを「対極の法則」と呼んでいます。
(ニール・ドナルド・ウォルシュは「神との対話」
の作者です。)
引き寄せのために自己肯定して
「自分は豊かで素晴らしい」なんて
思えば思うほど、
逆に過去の失敗だったり、
ネガティブな今の状況だったり、
色んな思いが逆に沸々とわいたり・・・、
なんてことありません?
つまり私たちは常に「そうではないもの」と対決しているんですね。
そこで思いました。
「自分はこうだと表明した瞬間そうでないものが現れる」なら、
そしてそれが宇宙の法則ならば、
私は無力だ
私はみじめだ
私はダメだ
と表明した瞬間、そうではない素晴らしい自分というものと
対決しなくてはならないのです。
ですから、時にはとことん自分の無力感や
みじめさに浸るのもとても良いことなんですね。
浸れば必ず「でも・・・」が出てくるのですから。
自分はクズだと思えば思うほど、
そうでない自分が現れて、
それと向き合う羽目になるのです。
「理解されないと思っている
本当はクズじゃない自分」から
逃れようがないから逆に苦しかったりするのです。
ちょうど太極の図のようですね。
自分はダメだと思うと
そうじゃない自分が反転して現れるということです。
自分の内面のことだけではなく
他人に話した場合でもそうです。
「私はどうしようもない無力で無価値でクズだ」
と他人に言えば「そんなことはないよ」
という答えが返ってくるでしょう。
それは本当にあなたの中にそうじゃないという
ものが存在しているからこそ他人の口を通じて
現象化しているんですね。
また逆に「私はすごい人間なんだ」と
他人に言えば内心「・・・でも」が返ってきます。
つまりは、
自分はクズでネガティブで無力でダメだと思ってもいい。
そうすればそうじゃない自分が反応するのです!
それに自然と任せてみればいいのですね。