母乳育児をしっかりすすめている産院で
私は次男を出産したけど、
生まれたその日から
夜間は新生児室で預かってもらった。
だから、授乳で起きたのは1回くらい。
私は超ロングスリーパーだし、
鉄分不足と眠れないというそれだけで、
産後かなり不安定になるのは
長男を出産した経験からわかってた。
だからせめて、
かわいい我が子の安全が保障されている入院中は、
母体の回復に全振りしたよ。
そのあたりも全部バースプランで産院にリクエスト済み。
初乳あげたし、あとはもう大丈夫!
やることやったしあとはもうOK!!!って。
それはそれは大きな充実感に包まれて眠った。
産んだ自分まずは超おつかれ!
分娩台の上まで吐きつわりがあった自分、
がんばった!えらい!!
今までの睡眠不足を少しでも取り戻せ!
退院後の怒涛の新生児のお世話に挑むために、
とにかく休むぞ!!
そう思ってた。
結果的にも大正解だった。
さかのぼることその数年前、
長男を出産した当日(というか数時間後)に、
血のつながらない親族から
「私は完全母乳だった!」
「次は女の子産んで!」とか
言われた。
でも、なんかもう…
不思議というか面白かったというか。
いやいや、あなたと私の間には
遺伝的になんの関係もないし、
たとえ私の実母が完全母乳だったからって、
私がそのまま受け継ぐわけじゃなかろうよ。
男女決めるのも私じゃなくて夫側だし。
知識がないって切ないなぁ…
自分も気を付けよ…って思いながら
どこまでもどこまでも他人事だった記憶。
確かに他人といえば他人だしね。
たとえ血がつながっていたとしても他者は他者。
自己以外はみんな他者です、定義上。
だから、
「なにか不思議なこと言ってるなー」って。
その人が私に本当に伝えたかったメッセージは
その言葉の裏にあるんだろうけれど、
そのメッセージを受け取るかどうかは
私が決めるからね。
プレッシャーかけたい?
マウントとりたい?
自分語りしたい?
家族計画に指示出したい?
私はいらんものは受け取らない。
物理的にも受け取らない。
だから次男の出産時のお見舞いは
来ないでいいよスタイルで。
これも産院に伝え済みだから安心だ。
大切な産前産後に
無駄なストレスはいらないからね。
母乳頑張ろうと思っている人は
頑張ればいいと思うし、
別に混合やミルクでいいやーって感じの
私のようなタイプも
それはそれでいいもんだよ。
私はミルクを選んだというより、
母乳にまるでこだわりがないから、
痛くなると困るから出る分あげて、
あとは別にミルクでいいや派。
体調不良のときは無理せずに薬とか飲みたいし、
夜間は夫と交代でお世話できるようにしたいから、
ミルクも大歓迎で
母乳の間隔開けてもいいから活用していた。
母乳あげられなくて
母として失格なんじゃないか…とか
悩んだことは一切ない。
そもそも母としての資格が
どういうものか謎だけど、
とりあえず産んだの私だし、
産んだんだからすでに母よね?
え?まだ何か?
くらいの感覚。
ちなみに、
道中で出会う知らない人からの
「母乳?」質問には、
「あなたは?」の逆質問しかしなかった。
紫外線に弱くて夏はサングラスしていたから、
あんまり話しかけられなくて、
そんなに質問されなかったけどね。
逆質問したらだいたい
持論をいっぱいしゃべってくれるから
「へー」って顔して終わりかな。
母業やっていると、
悩みや心配は尽きないよね。
でも、悩むか悩まないか、
心配するか心配しないか、
自分で選べる部分も中にはあるからさ。
自分にとってはいらない悩みに
時間や精神エネルギー持っていかれるのは
避けたいところ。
その分のエネルギーを
自分労わることに使って欲しいな。
まずは、私の回復が第一の精神で!
どうか周囲の頼れる人に頼って
話せる人に話してほしい。
私も含め、世界中のすべての母に…
今週もお疲れ様でした!
がんばっててえらい!
がんばって『がんばらない』したのもえらい!
みんなえらい!