今日から3年ぶりにブログ再開です。

 

ちょうど27年前の7月。

1歳5か月だった長女は、余命2カ月の告知を受けたました。

「99.9%助からない。世界で治った症例もない。」と。

 

まるで先の見えない真っ暗な洞窟に入ってしまったようで。

娘が苦しむのを見るのが怖くて。

悲しくて。

不安で。

残された時間が短すぎて。

悪い夢であってほしいと。

 

小児病棟ナースとして働いていた私の経験など、娘の迫りくる死の前には

何の役にも立たないと、自分を責めました。

 

そんな私の傍らで「ママ、大好き」と微笑みかけてくる娘。

その微笑みすら悲しくて、微笑みを返しながら泣きました。

悲しすぎるとき、涙は凍るほど冷たく、音もたてずに心の中を流れることを

生まれて初めて知りました。

 

今日も呼吸をしている。

今日も笑ってくれた。

 

そんな状況の中だからこそ、ありがたいと思える当たり前の小さな出来事たち。

 

医師の診断通り、2カ月後に訪れた危篤状態。

 

それを乗り越えられた1回目の奇跡。

 

あれから何度か死の危機を乗り越え、沢山の方に支えられながらある今。

 

振り返れば「大変だったね」と言われる道のりだったのかもしれないが、それが

不幸だったと思ったことはない。

 

その時々、できることを一生懸命考えた。

一緒に考えてくれる家族や、支えてくれる人たちの存在がいつもあった。

 

どんな状況の中でも、幸せはいつも身近なところにある。

気付こうと思えば、沢山の幸せに包まれている。

 

今日今、こうしていられることに、当たり前のことなんかない。

そうあることが難しいことを「有難い」っていう。

 

「99.9%助からない。」

 

27年前のあの衝撃的な告知と、冷たい涙を経験していなければ、気が付く

事ができなかったと思う。

幸せの居場所に。