こんにちは。

 

イーエフピー株式会社代表取締役の

花田 敬(はなだ たかし)です。

 

あなたは、企業が倒産する

最大の理由は何だと思いますか?

 

それは、「現金不足」です。

 

「販売力の低下」「売掛金の回収不可」など

現金不足に至る理由は企業によって様々ですが、

最終的には、債務の返済や支払いを行うだけの

現金が無くなることによって倒産します。

 

つまり、キャッシュフローの破綻によって

ほとんどの企業は倒産してしまう訳なのです。

 

よくニュースなどで

大企業などの赤字情報が報道されていますが、

赤字でも企業が倒産せずに存続できている理由は

「現金資産がある」「現金調達ができる」からです。

 

 

今現在は、パンデミックの影響や、

円安、物価高、燃料費高騰などによる影響によって

企業の倒産が続いていますが、

今後景気が回復期に入った時に

最も起きやすく、注意すべきなのが「黒字倒産」です。

 

黒字なのに、キャッシュフローの破綻によって

起きてしまう倒産、それが黒字倒産です。

 

景気回復期には、

企業の仕入れ額や人件費、運転資金が増加しがちで

キャッシュフローを圧迫しやすい傾向があります。

 

経済復興などが推し進められる中で、

特に、キャッシュの少ない中小企業にとって

そういった回復期のキャッシュフロー圧迫への備えを

少しずつしておくことが、

企業を存続させる上で重要です。

 

その備えの1つとして、

決算期の会社が多い12月、3月に向けてお伝えしたいのが

過度な節税対策への警鐘です。

 

 

◆節税すると現金が無くなる!

 

利益が出てしまったら、無条件に

「利益出すぎてしまったなぁ〜、何とかしなければ」という

思考になってしまうという方も多いと思います。

 

しかし、当然ではありますが、

節税対策をすると必ず現金がなくなります。

 

それは、節税対策をするために

経費(現金)を使うからです。

 

経費を使うから、企業の利益が圧縮され、

結果的に支払う税金が少なくなるという訳です。

 

つまり、過度な節税対策は

支払う税金は圧縮されたとしても、

一時的に企業のキャッシュフローを悪化させ、

企業の財務体質を悪くしてしまうことになります。

 

また、利益額を圧縮するあまり

本来引けるはずだった融資を引けない一因ともなってしまいます。

 

 

◆過度な節税対策ではなく、経費の最大化を!

 

このように、節税対策は

「企業の税金を減らす対策」であって、

「企業の現金を残す対策」ではない、

 

むしろ「企業の現金を減らすことにつながる」

ということを理解し、

財務戦略を考慮した適度な節税対策を行うことが重要です。

 

また、節税を考える前に、まずは

「経費の最大化」と「無駄な税金の削減」を考えるべきです。

 

「経費の最大化」というのは、

同じ経費でも、その金額以上の効果を得られないか、

を考えることです。

 

 

例えば、一番簡単な経費の最大化の方法が

法人クレカによるポイント・マイル活用法です。

 

できる限りの支払いを法人クレカに集約し、

ポイントやマイルに変換。

出張時の交通費、宿泊費として活用する方法です。

 

合わせて、出張旅費規程を企業で定めておけば、

ポイントやマイルを活用して実際に支払った実費ではなく、

出張旅費規程に定められている金額(旅費+日当)を

計上し、経費精算することができます。

 

例えば、法人クレカで貯まったポイント・マイルを使って

経営者が1人でファーストクラスでニューヨーク出張をした場合、

1人で往復約220万円がかかりますが、

ポイント・マイルで賄うので、実際に使った現金は0円です。

 

また、ポイントやマイルは100円で

1ポイント・1マイル貯まるのが相場なので、

約220万円分のマイルを貯めるためには

2億2,000万円使わなければいけないと思うかもしれません。

 

ですが、実際には

約14万マイルで約220万円分のファーストクラス代が

賄えてしまうのです。

 

現在、法人クレカによって貯まったポイントやマイルを

法人で使うことを規制する決まりはありませんし、

出張旅費規程は国が認めている制度です。

 

それをしっかりと活用して

経費を最大化するだけでも、

結果的にかなりの節税対策につながりますし、

経営者個人の可処分所得を増やすことにより

新しい投資をしたり、

会社が窮地に陥った際に資金を入れたり、

会社を守るために取れる選択肢が増えます。

 

このように、利益が上がったからと言って

節税対策をただ言われるがままにやるのではなく、

まずは、今すぐにできる経費の最大化を

実践してみてください。

 

 

◆法人クレカを使うことで合法的に支払いを遅らせよう!

 

会社のキャッシュフローを良くするための選択肢としては、

融資や、助成金や補助金、経費の削減、無駄な税金の削減など

「増やす」と「減らす」が一般的です。

 

しかし、「遅らせる」という方法も、

実はキャッシュフローを良くする上では有効なのです。

 

某世界的通販企業も、支払いを遅らせることで

会社のキャッシュフローを良くし、

大きな投資を行っていることは有名です。

 

「遅らせる」という言葉自体は、

非常にネガティブではありますが、

もし遅らせることが可能であれば、それは

キャッシュフローを良くすることにつながります。

 

最も簡単に支払いを遅らせる方法が、

法人クレカを使うことです。

 

法人クレカを使えば、

引き落としは決済した約2ヶ月後になります。

つまり、2ヶ月支払いを遅らせることができる

ということになります。

 

 

税金や経費の支払いなどをできる限り

法人クレカに集約し、

ポイントやマイルを貯めながら

合法的に支払いを遅らせるだけで

特に売上も、利益も何も増えていなくとも

キャッシュフローは大きく改善することができます。

 

このように、

現金を使って節税のために必要のないものを色々と買うよりも、

もっと経費を最大化したり、

支払いを合法的に遅らせたり、

やってみるべき対策は実はたくさんあるのです。

 

 

◆まずは法人クレカから会社のキャッシュフロー改善を!

 

会社が倒産する最大の原因は、

現金が無くなることです。

 

だからこそ、過度な節税をすると

現金がなくなり、

かえって会社の体力を奪ってしまうことになりかねません。

 

その前に、ぜひ法人クレカという

身近な手段を駆使して経費を最大化し、

支払いを合法的に遅らせて

キャッシュフローの改善を行ってみてはいかがでしょうか。

 

結果的には節税対策にもつながります。

 

来たる景気回復期の資金需要に備え、

今のうちからできることから始めていきましょう。

 

 

今週もお読みいただきありがとうございました。

 

 

ご不明点などございましたらお問い合わせください。

イーエフピーお問い合わせフォーム

(https://17auto.biz/efp1/regires.php?tno=7)

 

過去のメルマガはこちら。

(随時更新しています)

メルマガアーカイブ

(https://profile.ameba.jp/ameba/efpbomail/)

 

 

◆イーエフピー株式会社について

企業経営者や営業パーソンを主な対象として、

顧客開拓・マーケティングの方法や営業ノウハウを教える

研修・コンサルティング会社です。

 

◆発行者 花田敬プロフィール

イーエフピー株式会社 代表取締役社長

一般社団法人 法人クレジットカード相談士協会 代表理事

関東学園大学 経済学部 講師

 

99年イーエフピー株式会社を設立し、

これまでの卓越した営業実績に基づいた営業ノウハウをベースに、

大手銀行、生命保険会社、損害保険会社、 証券会社、

大手住宅メーカーなどの企業コンサルティングや社員研修を行うほか、

セミナーや講演も多数手掛ける。

 

また、2010年から関東学園大学の非常勤講師も務める。

 

マーケティング、顧客開拓、営業等の情報を

20年以上発信し続けており、受講者は1万人を超える。

 

【著書】

「売れる営業の基本」

「プロ中のプロが教える営業のセオリー」

「売るための教科書」

「誰も気づかなかったセミナー営業で顧客が10倍」

「図解&事例で学ぶ「売れる」営業の教科書」

「生命保険あなたにとってよい営業マン、ダメな営業マン」など。