偶然、テレビをこどもに見せても悪影響はそんなにないというお茶の水大学の教授の記事を読みました。

アメリカ小児学会で「テレビは2歳児までは見せないことを推奨する」という意見を発表したのに日本も同調したようです。

ネットでもよくそういう意見が流れていますが、私も読んでそうかぁと思っていたのですが、最近ではそのアメリカ小児学会でもテレビはそんなにこどもに悪影響を及ぼさないというスタンスに変わったそうです。

もともと、テレビがこどもにどんな影響を与えるかというのを科学的に調べるのはとても難しいことだそうです。

たとえば、テレビをたくさん見せる家庭では、絵本をあまり読まない傾向にあり、そうなると発達に問題が出たときに、テレビの影響なのか、絵本を読まないことが影響しているのかの判断がつかないということです。

最近になって、統計学の進歩とコンピューターの解析技術の発達で詳細な実験結果が得られるようになり、色々なことがわかるようになったそうで。

① 年齢にあわせた教育的なテレビ番組を見せると語彙量が増える等のポジティブな影響が得られた。

② 攻撃的だったり、性的な番組だとネガティブな影響が見られた。

③ 視聴時間が乳幼児の発達に大きな影響を及ぼすことは今のところ認められなかった。

とのことで、感心しながらおもしろく記事を読みました。

私は結構、こどもにテレビを見せないように気をつけている方で、こどもに見たい番組を決めさせて、それだけ見て消しちゃう感じです。

こどもたちはテレビが大好きで「もうひとつ見たい~」とよくごねています。家事の進み具合で「わかった、もう一つだよ~、これ見たらお風呂ねっ」などと自分ルールでテレビを見せています。

わりとテレビに対して厳しめにしていたんですけど、そんなに気を遣わなくても大丈夫なんだなあと安心する記事でした。

テレビを見る時間の長さよりも、「絵本を読むこと」「外遊びすること」の方がこどもに与える影響は大きいそうです。

あとはテレビを見ながらテレビの内容について話し合うと語彙量やらなにやら良い影響があるとか・・・

しかし、テレビ見せている時間ってほとんどごはん作りでそんなの無理です。

たまに娘に「ブンバボーン」とか言って踊って見せると嬉しそうに一緒に踊りだすから、いつも一緒にやってあげたいけど、なかなかそんな余裕はありません。

そしてブンバボーン、とても体力的にきついのです・・・(悲)