8月26日より日本公開を迎えた映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』。すでに本作を観賞した人であれば、「タートルズの表情とか動きとか、ちょっとリアル過ぎない?」と驚いた人も多いのではないだろうか。


そんな注目の視覚効果を務めたのは、ガジェット通信も訪問したことのある有名VFXスタジオ“ILM(インダストリアル・ライト&マジック)”。このたび入手したメイキング映像を見ると、前作と比べてILMのモーションキャプチャ技術がめちゃくちゃパワーアップしてる! ということが一発で分かる内容となっている。


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http://getnews.jp/archives/772927[リンク]


【独占】『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』メイキング映像(YouTube)

https://youtu.be/-cVmOTsQ1Lg


セットで撮影したモーションキャプチャに背景を合成していた前作とは異なり、最新作では全編NY市内で撮影したと明かすほどロケーション撮影にこだわったという。プロデューサーのアンドリュー・フォームは、「リアルな要素、つまりロケーションが本物で、役者や小道具や乗り物も本物なら、1コマ1コマの質感や密度が高まるんだ」と、そのこだわりを明かしている。


メイキング映像では、俳優の演技や細かな表情がCGで忠実に再現され、想像以上に“人間の演技”に頼っていたことが分かる。生身のエイプリル(ミーガン・フォックス)ともごく自然なやりとりを交わし、一昔前みたいに「お互いの目線が合っていない!」なんてことはありえないのだ。



ミケランジェロを演じたノエル・フィッシャーは、「今回の方がマイキーを演じるのがずっと楽だった。タートルズを想像しながらやるのと、自分が演じるキャラクターの顔や体の驚くほど細かい動きを観ながらやるのとでは、まったく異なる体験なんだ」と、今まで以上にリアルな演技ができたと語る。


本編には一切映ることのない、彼らの顔と努力にスポットを当てたメイキング映像を目にすると、作品の見方が少し変わるかもしれない。


『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』公式サイト:

http://tmnt-shadows.jp/


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